【絶版名車紹介】スズキ「RGV-Γ 250SP」1996年|レプリカブームの終わりに登場した本気の250cc・2ストロークモデル
2ストレプリカ最後の星
1983年のRG250Γから本格化したレプリカブームも、1990年代後半には衰退。そんな中でスズキは思い切ったフルチェンジを敢行、1996年にRGV-Γ 250SPが登場する。 【写真はこちら】「RGV-Γ 250SP」の全体・各部 新設計70度VツインエンジンはワークスマシンのXR95と同様のシリンダーレイアウトを採用、アンダーチューブを廃した新作のアルミツインチューブフレームを持つ車体も大幅にコンパクト化され、抜群の速さを発揮。国内仕様こそ最高出力40PSだったが、海外仕様では62PSという驚異のハイパワーを発揮した。レプリカブームのトリを飾るにふさわしい高性能ぶりを誇った。
オートバイ編集部