「半年なんだけどね、何も変わらない」能登半島地震で“液状化”被害の町はいま… “地盤改良”には年単位の時間が
(津幡博さん) 「液状化に対する対策はないと思いますね。私がやった以上の対策をしないと。どの程度の杭を打てば大丈夫か。保証がないでしょ」 津幡さんが「みなし仮設」として県営住宅に住めるのは原則、1年間。 ■「元いた場所に戻りたい」と答えた人は7割 町はボーリング調査をした上で、復興の方針を決める予定ですが、液状化の被害軽減が見込める地区全体での「地盤改良」には、年単位で時間がかかるといいます。 (津幡さん) 「どこかへ…なんというか、内灘町から出るのか、どうしようかなと考えています」 西荒屋地区から避難した住民へのアンケートで「元いた場所に戻りたい」と答えた人は、7割にのぼりました。 住み慣れた場所に戻ることができるのか。見通しがつかない中で時間は過ぎていきます。
CBCテレビ