【紅白】昭和にタイムスリップ? 坂本龍一さんのテクノ曲にネット「余韻やばい」「天国で喜んでるね」
「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)が31日、東京・渋谷のNHKホールで行われ、放送100年を記念した特別企画「歌って踊ろう! KIDS SHOW」では、昭和世代には懐かしいナンバーが並んだ。 【画像あり】 【紅白】椎名林檎にネット釘付け!OPでド派手衣装登場に衝撃「そこしか目がいかん笑笑」 紅白が昭和にタイムスリップした。1925年にラジオ放送で始まった日本の放送史が来年、節目の100年を迎えるのを前にした企画。おばあちゃんがコンピューターに乗った当時のアニメーションと、現代風にアレンジされたピコピコ音が響いた。 明治生まれながら新しいことに興味津々で勉強熱心なおばあちゃんの元気さを、孫の視点から描いたテクノポップ。披露したのは「ILLIT(アイリット)」のIROHA、MOKA、「Number_i(ナンバーアイ)」、「ME:I(ミーアイ)のKEIKO、SHIZUKU。いずれも平成生まれで、当然、楽曲をリアルタイムでは知らない世代だった。 同局「みんなのうた」から81年(昭56)に生まれたこの曲は、実はYMOの故・坂本龍一さんが編曲を手掛けたもの。当時の感覚で描かれた近未来を想起させる、陽気なナンバーだ。 当時、昭和後期生まれの少年少女たちには刺さるチョイスだったようで、SNSには「コンピューターおばあちゃんの余韻がやばいんだけどwwwwもっかい見たいまじでwwww心の準備してなかった」「コンピューターおばあちゃん熱かったなぁ」「いやほんとにコンピューターおばあちゃん最高すぎたどうしよう」「コンピューターおばあちゃん、ナツ過ぎる」「コンピューターおばあちゃん懐かしすぎて泣きそう」「コンピューターおばあちゃん、懐かしかった!」といった、懐かしがる声が多数、寄せられていた。また「教授も天国で喜んでるね」と、坂本さんに思いをはせる投稿もあった。 また当時を知らないと思われる世代からも「初めて聞いた!#Number_i がかわいしすぎてなにもはいってこなかった…」「Number_iのコンピューターおばあちゃんかわいいは なんだか久々にアイドルな3人見れた気がする」との声が上がっていた。 さらにMISIAは、79年(昭54)にゴダイゴが発表した「ビューティフル・ネーム」を、キッズダンサーらとともに歌い上げた。 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。 司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーが務めた。 ゲスト審査員は、俳優の横浜流星、漫画家の青山剛昌氏、タレントの内村光良、プロ車いすテニス選手の上地結衣、女優の河合優実、プロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、脚本家の吉田恵里香氏で、今年と来年の“顔”8人。昨年までの通算成績は紅組が34勝、白組が40勝。