「奇跡の野球だ」ド軍移籍1年目で叶えた世界一 韓国メディアは大谷翔平が高校時代に綴った“夢”に脚光「思い描いた人生を」
世界一にたどり着いた大谷翔平(ドジャース)に対する賛辞はアジアでも広まっている。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 現地時間10月30日に敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦でドジャースは7-6と逆転勝利。通算成績を4勝1敗とし、2020年以来4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。 移籍1年目にして栄冠に輝いた大谷。ドジャースへの入団会見で「僕自身、一番上のところにあるので、野球選手としてあとどれくらいできるか誰もわからない。勝つことが一番大事」と語っていた偉才は、「優勝をすることを目指し、そこで欠かせなかったと言われる存在にまずはなりたい」と宣言していた通りに目標を実現させた。 まさに有言実行の戴冠を果たした大谷には、日米だけでなく世界中から潜望の眼差しが向けられる。ドジャースのワールドシリーズ制覇を「奇跡の野球だ。大谷はワールドシリーズ優勝の夢を叶えた」と伝えた韓国紙『朝鮮日報』は、花巻東高校時代に大谷が「26歳でワールドシリーズ優勝と結婚」にマンダラチャートに書き残していたことを紹介した。 「大谷は自分の思い描いた人生の夢を見事に叶えている。2021年には二刀流の実行、そして満場一致でアメリカンリーグ最優秀選手(MVP)に選ばれ、すでにメジャーリーグ最高の選手になった。ワールドシリーズ制覇と結婚は想定から4年遅れだったが実現させた」 また、韓国大手通信社『YNA』も「ワールドシリーズ優勝リングも…大谷は本当に『すべてを手に入れた男』になった」と日本の偉才が成し遂げた快挙を大々的に報道。そして、「グラウンドの内外でもほぼすべてを成し遂げたように見える大谷もワールドシリーズ優勝だけは叶えられなかった。彼一人だけの力ではどうしても見られないことだった。しかし、彼はその目標さえも現実のもとした。プライベートでは結婚もし、もう彼が手にしていないものはない」と伝えた。 日本から海を越えて7年――。逆境をはねのけ、ワールドシリーズ制覇も果たした大谷の存在に世界中から熱視線が注がれている。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]