狭い部屋でも“おこもりスペース”は作れる!動画視聴や趣味に集中できる空間の作り方をインテリアのプロが解説
・季節に合わせたアイテムを取り入れる 通年同じインテリアにするのではなく、季節に合わせたアイテムを取り入れると、一年を通して快適で居心地のよい空間を楽しむことができます。 「冬は毛足が長い厚手のラグマットを敷いたり、電気毛布やホットカーペットを取り入れたりすると、足元の冷えを防ぎながら、温かみのある空間が作れます。 一方、夏には、涼しさを感じられるアイテムを取り入れるのがおすすめです。麻や竹などの自然素材を取り入れると、視覚的にも涼しげで爽やかな雰囲気を作り出せます」 Francfranc「ヒーター付き2WAY パーソナルカーペット」 1万3800円(税込) 冬の時期におすすめなのが、身体をすっぽりと包み込める、1人用のミニカーペット。床に座ってくつろぎたいときや、椅子に座ったときに足先を温めるのにもぴったりです。色はさまざまなテイストのインテリアに合わせやすい、ピンクとグレーの2色展開。
リラックス空間を格上げする アイテム選びの「ひと手間」
最後に、松本さんに“おこもりスペース”を作るためのアドバイスをうかがいました。 「働く世代の方は、忙しい日常のなかでネットショッピングを利用する機会が多いと思います。ただ、家具やインテリアアイテムを選ぶ際は、ぜひ実店舗に足を運び、素材の雰囲気や触り心地を確かめて、自分にぴったりのものを選んでいただきたいです。 たとえば、ラグをPCやスマホの画面でデザインだけを見て注文したとします。この場合、実際に届いてみたら生地が薄くて肌触りがイマイチ、毛が抜けやすくて服についてしまった、といったことになる可能性があります。それでは、せっかくのリラックス空間が台なしに。 クッションカバーやラグなど、肌に直接触れるアイテムは特に質感や肌触りが重要です。それらが心地よいものであれば、スペース全体の快適さが格段に上がるでしょう。忙しいなかでも、ぜひ一度お店で実物を確認し、自分にとって本当に心地よいアイテムを選ぶ時間を持ってみてください。」
Profile
インテリアコーディネーター / 松本智子 住宅メーカーのインテリコーディネーターを務めながら、整理収納アドバイザーとしても活動中。「空間・時間・精神的な余裕を生む」ことに気づき、「家をくつろぎの場、お気に入りの場に」を信条に、多くの人のQOLを上げるサポートをしている。
GetNavi web編集部