コーセーが純粋持株会社体制への移行意思を表明 「脱・自前」で企業力を強化
内側から筋肉質な事業構造へ
事業規模の拡大と筋肉質な事業構造への転換に向けて業務改革も推進する。グローバルでの成長の実現に向けて、組織のグローバル機能を拡充し、現地法人に対する機能と権限の委譲を進める。同時に、グローバル人材の育成と拡充にも着手する。
商品開発体制のグローバル化や事業規模拡大に対応できる基盤の構築も進める。「稼ぐ力」を再構築するべく、SKUあたりの効率性の向上、在庫、原価、廃棄低減活動の推進、投資対効果の可視化と最大化にも注力していく。
さらにビューティに軸足を置きながら、医薬品、美容医療、健康美容食品といったウェルビーイング領域にもアプローチする。成長領域として、ジェンダー、ジェネーレーションの拡大を推進する。