「DFとしてはゼロで行きたいが…」 サッカー日本代表DF板倉滉が失点シーンについて言及「得点の早やさを評価していい」
サッカー日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦し、3-1で勝利を収めた。チームの2点目となるゴールを前半アディショナルタイムに決めたDF板倉滉が、自身の得点と失点シーンについて振り返った。 【最新順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 2試合連続で3バックの真ん中を務めた板倉は、前半終了間際にリードを2点に広げるゴールを奪う。MF伊東純也のCKからDF町田浩樹が頭で逸らしたボールを頭で押し込み、貴重な追加点を記録した。 このシーンを板倉は「こういう試合だからこそ、セットプレーでの得点が重要になると分かっていたし、2点目を取れたのが大きかった」と述べ「時間帯も良かったと思う。DFにとってあの位置は、最後までついていくのは難しいので、常に狙っているし、やっとこぼれてきた」と振り返った。 一方で守備面では、簡単に入れ替わられてしまう場面もあった27歳のDFは、最終予選で初めて流れの中から失点を許したことに対しては、「もちろんそこは反省しないといけないと思うが、失点後の次の得点の早やさも評価していいだろうし、DFとしてはゼロで行きたいが、こういうアウェイの難しいゲームやアクシデントがいろいろと出てくるのは想定しないといけない」と失点後にチームとして、すぐに得点を奪えたことをプラスに捉えた。 続けて「失点のところは反省しないといけないのは間違いないが」と強調した上で、「チームとしてこの難しいアウェイで1失点したものの、3-1で勝てたのが全てじゃないかなと思う」と勝ち点3を奪取したことの重要性について語っている。 (取材:元川 悦子【中国】 文・構成:編集部)
フットボールチャンネル編集部