メーガン妃は「世界で最もいじめられた人」? ネットの脅威について"経験者"として訴える
ネット上での嫌がらせや偽情報の脅威と、日々直面しているメーガン妃。自らの経験から、デジタルファーストの現代世界で育つ子どもたちには「適切なツール」を手にしたうえで、健やかに成長していってほしいと願っていることを明かした。 【写真】メーガン妃、ストレスで痩せた...?招待されなかったイベントに「真っ赤なドレス」で登場 研修プログラムなどを通じて、ひとりのリーダーとしての少女たちの成長を後押しする慈善団体、「ガールズ・インク(Girls Inc.)」の支部のひとつである「ガールズ・インク・オブ・グレーター・サンタバーバラ(Girls Inc. of Greater Santa Barbara)」を訪問したメーガン妃は、メンバーである8~12歳の少女たちと「デジタル・ウェルネス・プログラム」に参加した。 ティーンの少女・女性たちのデジタル・ウェルビーイングを推進する団体、「#ハーフ・ザ・ストーリー(#HalfTheStory)」の共同創設者、ラリッサ・メイは『ヴァニティ・フェア』誌に対し、メーガン妃と一緒に参加したアクティビティについて、次のように話している。 「私たちは、ネット上で経験する可能性があるいくつものシナリオや状況について、皆で話し合うアクティビティを行いました。メーガン妃は"世界で最もいじめられた人"のひとりとして、自らの経験を率直に語りました」 「少女たちには、それらのシナリオにあるような状況から精神的にどのような影響を受けると思うかについて、絵文字のサインを使って表現し、話し合ってもらいました」 そのほか、ガールズ・インクのステファニー・ハルCEOや、メーガン妃とともに「デジタル時代に育つということの本当の意味」について、話し合ったとラリッサ・メイは明かしている。
メーガン妃とヘンリー王子は以前から、夫婦で創設した非営利のアーチウェル財団を通じて「公平で責任あるデジタル世界」の構築を訴えてきた。2024年8月には、子どもがSNSの利用で悪影響を受けた親たちをサポートするためのプログラム、「ペアレンツ・ネットワーク(Parents’ Network)」を立ち上げている。 また、メーガン妃は2023年10月、世界メンタルヘルスデーにNYで開催されたサミットに出席。「責任は親だけにあるわけではない」として、次のように語っていた。 「テック企業の幹部たちと、水面下で何度も話し合ってきましたが、彼らはこうした問題を抑制するため、親が(子どもの利用を)コントロールするための方法や一定の防護柵を"すでに作った"と考えています。ですから、あとは個々の親たちが責任をもって教育するように、ということです。ですが、すべての親がテクノロジーに精通しているわけではありません。恐らく、全員が全員、うまく対応できるわけではないでしょう。子どもたちの健康を守るためにも、より良い解決策が今後も必要となってきます」。
From Harper's BAZAAR.com