【柔道】初出場の村尾三四郎が銀メダル獲得 残り4秒で合わせ技一本で敗れる 「ベカウリ選手に勝たないと金メダルはない」東京五輪王者を追い詰めるも及ばず
◇パリオリンピック2024 柔道男子90キロ級決勝(大会6日目=現地時間31日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】技をかけ攻め込む柔道日本代表・村尾三四郎選手 オリンピック初出場の村尾三四郎選手が惜しくも決勝で敗れ銀メダルを獲得しました。 準決勝で完全アウェーの中、地元フランスのマキシムガエル・ヌゲアプアンブ選手を破った村尾選手は、決勝で東京オリンピック金メダリストのラシャ・ベカウリ選手(ジョージア)と対戦しました。 大会前には、「ベカウリ選手に勝たないと金メダルはないと思っている。決勝で倒して金メダルを勝ち取りたい」と力強く語っていた村尾選手。 開始59秒で技ありを奪うと、その後もベカウリ選手の攻撃をしのぎながらも、チャンスをうかがいます。しかし、残り1分20秒の場面で技ありを奪われ追いつかれます。 それでも攻め続ける村尾選手。残り4秒の場面で再び技ありを奪われ、合わせ技一本で敗れた村尾選手。銀メダルとなりました。