河本結、5年ぶりVで黄金世代50勝目「私たちの世代で女子ゴルフを盛り上げたい」
河本結が国内女子ツアーのNEC軽井沢72ゴルフトーナメント(長野県/軽井沢72ゴルフ北コース)で5年ぶりとなるツアー通算2勝目を飾った。 ―優勝した今の気持ち 優勝したという感覚がないです。いつも通りに試合が終わったみたいな感じです。 ―最終日はバーディが獲れなかった 悔しいですし、最後もラインを読み間違えてしまいました。最終日に伸ばしきれないと一流ではないので、練習あるのみだなと思います。(でもバーディを獲るために)何かを変えようとはせず、淡々と1ホールずつ回れたのが結果的に良かったと思います。 ―5年ぶりの2勝目 遠回りしての優勝は気持ちがいいです。今までやってきたことのおかげで優勝できたし、100%ゴルフに向き合っていたから今の自分がいると思います。 ―前週に優勝争いをした竹田麗央選手が待っていた 先週の(竹田)麗央ちゃんのプレーのおかげで、一歩階段を上がれたという感覚があったので嬉しかったです。彼女と一緒に回ると自分もいいプレーができるので、戦友だと勝手に思っています。 ―黄金世代(1998年生まれ)の通算50勝目 すごく嬉しいです。私たちの世代で女子ゴルフを盛り上げたいという気持ちがあるので、まだまだ若い子には負けたくないです。 ―早く活躍したいという気持ちはあったか すごくありました。(米ツアーから撤退して)日本に帰ってきて、焦りというか何をやっているんだと情けなくて仕方なかったです。 ―米ツアーに対する気持ち (日本に)帰ってきたという悔いはあります。まだまだアメリカに行きたいという気持ちはあるし、メジャーで勝ちたいという気持ちもあります。でも今やるべきことではないかなと。ちゃんと自分のやるべきことをやって、結果的にまたアメリカに行けたら最高です。 ―五輪への想い オリンピックで30歳や50歳の方が出ているのを見て、ロスを目指したいという気持ちになりました。30歳でリボンをして、オリンピックに出るというのが目標です(笑)。 ―夢はあるか 夢はゴルフの枠を超えてスポーツの素晴らしさ、元気や勇気など、何か目標を持って頑張ることの素晴らしさを30年後にも伝えられる人になりたいです。