都知事選告示で石丸伸二氏が第一声 「私たちが動いていこう」
広島県安芸高田市の市長を辞し、今回の都知事選に臨んだ石丸伸二氏は午前10時半すぎ、新宿区市谷の事務所前で第一声。集まった有権者に「よりよい政治、東京、日本のために私たちが動いていきましょう」と呼びかけた。「東京を動かそう」をスローガンに掲げ、政治再建と都市開発、産業創出を三本柱とする公約で支持を訴える。 【表でみる】東京都知事選の立候補者一覧 市長時代は議員との辛辣(しんらつ)なやりとりが動画投稿サイト「ユーチューブ」に公開され注目を集めた。交流サイト(SNS)でも積極的に情報発信し、X(旧ツイッター)のフォロワー数は現在、40万人を大きく超える。今年2月、石丸氏は産経新聞紙上で「私のSNSや動画をエンターテインメント的に楽しまれるのは大歓迎だ。日本の政治を正すのに、新しい選択肢を試すしかない」と持論を展開していた。 有給を取って第一声を見にきたという町田市の会社員、磯山晴彦さん(24)は、石丸氏を通じて政治に関心を持つようになったといい、「都政でも安芸高田の市長時代のような活躍をみせてほしい」などと話した。