カイル・マラー（AP）

　中日が米大リーグ、アスレチックスのカイル・マラー投手（２７）を獲得すると１５日、中日新聞や中日スポーツなどが報じた。昨年には開幕投手を務めた２０１センチの長身左腕の加入報道にネットはすぐさま反応。Ｘ（旧ツイッター）では「＃中日ドラゴンズ」がトレンド入りするなど、新戦力を歓迎する声が並んだ。 ◆ライデル・マルティネス、涙…涙…でキューバ帰国【写真複数】 　米テキサス州ダラス出身のマラーは２０１６年ＭＬＢドラフト２巡目でブレーブス入りし、２１年にメジャーデビュー。その後、２２年オフにアスレチックスへ移籍すると、翌２３年の開幕投手を務めた。３月３０日のエンゼルスとの開幕戦では、大谷翔平（現ドジャース）と投げ合い、５イニング１失点と好投。チームを勝利に導いた。今年は中継ぎとして２１試合に登板。大リーグ通算は５４試合で４勝１１敗、防御率５・９０の成績を残している。 　実績ある長身左腕の獲得報道に、Ｘでは「中日マラーはアツすぎる」「普通に楽しみでしかない」「嬉しいニュースが続きます」に加え、ドラフト１位で金丸（関大）、同２位で吉田（西濃運輸）と即戦力左腕の獲得していることから「ドラフト１位２位とマラー投手の左腕３人で６０勝までは計算できます」「中日来シーズン左腕　金丸、マラー、吉田、三浦、福田、あれだけ悲惨だった左腕潤い過ぎて今泣いてる」という声もあった。 　また、守護神のライデル・マルティネスの退団が前日１４日に決まったばかりだけに「しっかり先発のマラーを確保した中日は相当うまいと思う」「なんか中日ってビシエド退団、小笠原ポスティング、ライマル巨人？で来季どうなるんだって思うけど、金丸含むドラフト勢、新助っ人のボスラー、マラー、現ドラで伊藤、ソフバンから三浦獲得でワクワクの方が上回ってる」と期待する声があがった。（写真はAP）