【ハイライト動画あり】筑波大学、19点差を跳ね返し東洋大学に逆転勝利。ラグビー関東大学春季交流大会Bグループ
ラグビー関東大学春季交流大会は6月に入り、中盤戦から終盤戦を迎えている。6月2日(日)、Bグループの筑波大学(昨季関東対抗戦4位)がホームの「CHUBU UT Field」(筑波大学グラウンド)に東洋大学(昨季関東リーグ戦5位)を迎えた。 【ハイライト】Bグループ 筑波大学 vs. 東洋大学|筑波、0-19からの逆転劇
ホームの筑波大学は教育実習で4年生が、U20日本代表の遠征で2年生と主力の多くが抜ける中、FW(フォワード)を中心に、前節から11人と大きくメンバーを替えて臨んだ。一方の東洋大学も9人のメンバーを入れ替えた。
両校が春季大会で対戦するのは初のことだった。雨が予報されていたが、時より晴れ間も見える中、午後0:00にキックオフされた。
先手を取ったのは「今週、取り組んできた」(福永昇三監督)というディフェンスでペースを握った東洋大学だった。前半6分、相手ゴール前のモールからHO(フッカー)小泉柊人(3年)が抜けだし、右中間にトライ。SO(スタンドオフ)土田修也(4年)がゴールを決めて、7点を先制する。
攻め手を緩めない東洋大学は12分、ターンオーバーからWTB(ウィング)ボンド洋平(4年)がトライ。15分にはセンタースクラムから、WTBモリース・マークス(4年)がラインブレイクし、そのまま左中間にトライを挙げて、19-0と大きくリードした。
ホームの筑波大学も負けていない。「ボールを継続する」ことをテーマに掲げ、キックを使いつつ、相手陣でアタックする時間が増え、ペースを掴んでいった。
20分にモールからPR(プロップ)小澤一誠(3年)が抜けだしトライ。23分、スクラムから、この試合はSOではなくインサイドCTB(センター)に入った楢本幹志朗(3年)が力強いランでゲインし、フォローした1年のSH(スクラムハーフ)井上達木(佐賀工業出身)がトライを挙げて7点差に追い上げた。
その後、やや拮抗した状況が続いたが、ロスタイム、筑波大学がスクラムからWTB大畑亮太(4年)が抜け出して右中間にトライ。CTB楢本のゴールも決まって、ついに19-19と同点に追いついてハーフタイムを迎えた。