軽と大型トラック衝突、1人死亡1人重体 東根の夫妻、国道48号県境部
31日午前10時45分ごろ、仙台市青葉区作並の国道48号で、東根市宮崎3丁目、職業不詳斎藤圭衣さん(30)の軽乗用車と、宮城県亘理町逢隈高屋、会社員玉田幸二さん(52)の大型トラックが正面衝突した。斎藤さんは全身を強く打ち、意識不明の重体で仙台市内の病院に救急搬送されたが、搬送先で死亡した。軽乗用車の後部座席に乗っていた、斎藤さんの夫の地方公務員佑希也さん(31)は意識不明の重体となっている。 宮城県警仙台北署によると、斎藤さんは仙台方面に向かい、片側1車線のカーブを走行中、反対車線にはみ出し、対向してきた玉田さんの10トントラックと衝突したとみられる。佑希也さんは後部座席の左側に乗っていた。玉田さんは仕事で山形県内に向かっており、事故の影響で腰の痛みを訴えているが、軽傷だという。 現場は東根市と仙台市を結ぶ道路で、関山トンネルの宮城県側出入り口から300メートルほど手前にあるスノーシェッドの近くで発生した。事故の発生後から、現場付近は約4時間20分にわたり片側交互通行などの交通規制が敷かれた。