グーグルを退職して5年で100万ドル以上稼いだフリーランサー、転身を成功させるための4つの戦略を共有(海外)
Fiverrで100万ドルを稼ぎ、ビジネスは徐々に成長
私はグーグルの仕事以外でも自分のスキルを活かすために、2018年にFiverrと同じようなプラットフォームでフリーランスの仕事を引き受け始めた。私はFiverrが気に入っていて、当初は本業を続けつつ、徐々にビジネスを構築していった。そこにより多くの時間と労力を注ぎ、勢いがつくまでには約1年かかった。その後、1年半以内で、Fiverrで10万ドル(約1550万円)の収入を得ることができた。 新型コロナウイルス感染症のパンデミックが発生した際、スカイボックスのマーケティング部門全体が解雇されるとともに私も解雇された。幸い、私はFiverrで顧客との強い関係を築いていたので、それがフルタイムのフリーランスに移行するきっかけになった。 企業からフリーランスへの転身で最も厳しかったのは、毎月の給料が不安定で保証されないことだ。しかし、Fiverrでフルに働くようになってからは、年間売上30万ドル(約4650万円)以上を安定して達成できるようになった。 フリーランスになって半年も経たないうちに、エクソ・エージェンシー(Exo Agency)というデジタル・マーケティング代理店も立ち上げた。 現在も、私はFiverrと自分の代理店の両方で働いている。これは私がこれまでに下した決断の中でも最高のものだった。
フリーランスに転身し、5年間に100万ドル以上を稼ぐ四つの戦略
1. 得意分野に重点を置く 私はマーケティングのバックグラウンドがあり、グーグルで働いた経験もあったため、中小企業向けにグーグルの広告キャンペーンの設定と管理サービスの提供に重点を置くことにした。私は差別化を図り、収益を上げるために、クライアントのニーズを徹底的に理解することに努めた。 2. スキルと専門知識をアピール 私は包括的な仕事のポートフォリオを作成した。ポートフォリオに掲載したプロジェクトの一つは、クライアントの製品の売上を30%増加させたマーケティング・キャンペーンだった。このキャンペーンをポートフォリオに掲載したことで、私のクリエイティブ力が証明され、クライアントからの収益増加に直接影響したことが分かった。 3. サービスを売り込む 自分自身とグーグルの広告やSEO(検索エンジン最適化)に関するサービスをアピールするためにフォトショップ(Photoshop)でポスターを作成し、サービスの価値と重要なポイントを効果的に紹介するようにした。グーグルの広告に関連するサービスにはグーグルパートナーバッジ(Google Partner badge)を付け、パフォーマンス、広告費、認定資格などのすべて満たしていることを証明した。 その結果、Fiverrを通じてサービスに対する問い合わせが増え、収益も増加した。 4.プロジェクトを管理する 私はプロジェクト管理ツールを使うことで、すべての締め切りを守り、質の高い仕事を提供できるようにした。グーグルスプレッドシート(Google Sheets)とグーグルカレンダー(Google Calendar)を毎日のルーティンで活用し、すべての締め切りを守り、各プロジェクトに十分な注意を払うようにしている。 このレベルのオーガナイズと細部へのこだわりがあったからこそ、私は追加のプロジェクトを引き受けることができ、結果的にはフリーランスとしての収入を増やすことができたと考えている。
Robin Madell