伊東純也&中村敬斗の稼ぎは? スタッド・ランスの最新年俸ランキング1~10位。最も稼いでいるのは?
3位:マキシム・ブシ(元U-21ベルギー代表)
生年月日:1999年10月14日 推定年俸:109万ユーロ(約1.7億円) 24/25リーグ戦成績:0試合0得点0アシスト 年俸ランキングもついにトップ3。推定年俸109万ユーロ(約1.7億円)で3位にランクインしたのは、右サイドバック(SB)を主戦場とするマキシム・ブシだ。 母国ベルギーのシャルルロワの下部組織で育成時代を過ごしたブシは、2020年10月にパルマへ完全移籍し、国外クラブ初挑戦に臨んだ。2022年1月にスタッド・ランスへ期限付き移籍で加入すると、同年7月には完全移籍に移行した。 スタッド・ランスの中でも高額年俸の部類に入るブシだが、昨シーズンは長期的な負傷に苦しんだ。リーグ戦の出場はわずか5試合のみに終わり、ピッチに立つ時間よりもリハビリやコンディション調整に費やす時間の方が圧倒的に長かった。2024/25シーズンも苦難が続いており、いまだ試合出場の機会は訪れていない。 だが、万全の状態で戦列に戻ってくれば、ブシはスタッド・ランスの右サイドを活性化させる存在として重宝されるはずだ。強度の高いプレーとスピードが武器の右SBについて、スタッド・ランスのクラブ公式サイトに掲載されている選手紹介ページは「現代サッカーのSBに求められる条件を全て満たしている」と評している。 リーグ戦21試合に出場して1アシストをマークした2022/23シーズンには、右サイドで伊東純也とコンビを組むことも多かったブシ。2024/25シーズンは、高額年俸を受け取る資格があるかどうかを問われる勝負のシーズンになるだろう。
2位:伊東純也(日本代表)
生年月日:1993年3月9日 推定年俸:120万ユーロ(約1.9億円) 24/25リーグ戦成績:3試合1得点0アシスト 惜しくもトップを逃したものの、年俸ランキングで2位にランクインしたのは、日本代表が誇る右サイドの“イナズマ”伊東純也だ。推定年俸は120万ユーロ(約1.9億円)となっている。 高校時代にサッカー部では目立った成績を残せなかった伊東が、日本代表や欧州でこれほどまでの活躍をする選手になることを予想できた者はほとんどいなかっただろう。ヴァンフォーレ甲府をプロ入り最初の選択肢としたのも、今となっては大正解だったと言える。加入1年目からリーグ戦30試合に出場できたことで、粗削りだったドリブルは実戦経験を重ねていくうちに洗練されていき、いつしか伊東の代名詞となった。 柏レイソルでも主力の座を射止めた伊東は、2019年1月にベルギー行きを決断。ヘンクに期限付き移籍で加入すると、シーズン途中の合流ながら2018/19シーズンはリーグ戦13試合に出場して3得点2アシストをマークして(プレーオフを含む)、8シーズンぶりとなるリーグ優勝に貢献した。 2022年7月にスタッド・ランスへと完全移籍してリーグ・アンに参戦してから、伊東のプレーはさらに凄みを増したように感じる。爆発的なスピードと緩急をつけたドリブル突破から繰り出す高速クロスの質はもはや説明不要だが、以前よりも得点に絡む機会が増えた。加入初年度の2022/23シーズンはリーグ戦35試合6得点5アシスト、昨シーズンも31試合3得点7アシストと、安定した成績を残している。 今ではスタッド・ランスを“勝たせる”存在となった伊東。チームに対するコミットメントも疑いようがなく、今後のさらなる年俸アップも十分に期待できるだろう。