（写真：静岡新聞社）

　第103回全国高校サッカー選手権静岡県大会（静岡県サッカー協会、県高体連、静岡新聞社など主催）決勝トーナメント（T）の組み合わせ抽選会が21日、静岡市駿河区で行われた。1次Tを勝ち抜いた10校と、プレミアリーグの静岡学園、プリンスリーグ東海の藤枝明誠、藤枝東、浜松開誠館、富士市立、浜名の6校の計16校で全国切符を懸けて争う。26日に開幕し、決勝は11月16日午後1時からエコパスタジアムで行う。 　静岡学園が優勝候補の筆頭。主力にけが人はいるものの、他チームを上回る厚い選手層で2年連続全国出場を狙う。川口監督は「状態はよくないが、1試合ごと全力を挙げる」と抱負を語る。 　県西部ユース2部リーグの浜松湖北はシード校を撃破し決勝T初出場を決めた。初戦は格上プリンス勢の浜松開誠館が相手。沢木総監督は「やってきたことをぶつけるだけ。走り負けない」と闘志をみなぎらせる。 　プリンス勢は参加校のうち現在リーグ戦最上位2位の藤枝明誠が浜松工、3位の藤枝東は静清と対決する。富士市立は清水桜が丘、浜名は常葉大橘との戦い。いずれも好ゲームが期待される。 　県Aリーグの東海大翔洋は10年ぶりに出場する富士東と当たる。磐田東と飛龍の県Aリーグ同士の試合にも注目が集まる。