まさかの“大波乱”…予選敗退となった甲子園常連校(5)“因縁のライバル”にまたしても
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕を迎える。今春の選抜甲子園で優勝を飾った健大高崎(群馬)や、同準優勝の報徳学園(兵庫)などが順当に甲子園出場を決める中、地方大会で姿を消した強豪校も少なくない。そこで今回は、夏の甲子園出場を逃した甲子園常連校を紹介したい。
天理(奈良)
夏の甲子園出場29回を誇る奈良の強豪・天理。今年は2年ぶりの甲子園出場が期待されたが、奈良県大会の準々決勝でライバル・智弁学園に敗れた。 ここ2年は智弁学園に夏の甲子園出場を譲っていただが、今年は1年時から中軸を担った松本大和や大谷汰一が最終学年を迎え、甲子園出場が期待された。 今春の奈良県大会は準々決勝で宿敵を8対2で破り、勢いのままに優勝。近畿大会でも1勝し、優勝した京都国際に善戦するなど、地力の高さを見せた。 今夏の奈良県大会は初戦から2試合連続完封で勝ち上がり、準々決勝で智弁学園と激突した。 同試合では2回に先制点を挙げたが、直後に逆転を許した。終盤以降はさらに突き放され、2対5で敗戦。聖地への帰還は、来年以降に持ち越しとなった。
ベースボールチャンネル編集部