理系科目が苦手になってしまう最大の理由は? 「文系・理系」を選ぶそれぞれの学生の本音
最近の中高生の「スマ勉」事情
大学受験生の9割が「スマ勉」(スマートフォンで勉強)をし、大学の情報もデジタル媒体(Web、SNS、Youtubeなど)で収集するのが主流となっています。 大学に入学したばかりの学生へのアンケートでは、受験期に我慢したことの一番は「ゲーム」でした。他に「遊び」や「SNS」が続き、いかに子どもたちにスマホなどのデジタル機器が浸透しているのかがわかります。 では、どのようにその誘惑を断ち切るようにしたかというと、「学習サポートアプリを使う」「スクリーンタイムを設定する」「勉強のときは電源をオフにする」など自ら制限する機能を使っていました。 あるいは「休み時間だけ使う」「勉強に使うものだけインストールする」というように、スマホを上手く活用している学生が多くいました。 スマホは調べ物をしたり、勉強系アプリを使ったりなど、シーンによっては学生にとって、とても強い味方になります。 また、別のアンケートでは、SNSデビューがもっとも多かったのが中学1年で3割。次に小学校高学年となり、中学卒業までに8割強の子どもたちがSNSと関わるようになっています。 ここまでくると、スマホやSNSはもはや特別なものではなく、子どもたちの日常といっていいでしょう。 その子の性格や生活スタイルによって異なる部分もあるかもしれませんが、「文理選択」の先にある「自分の将来」に向けて、デジタル機器との上手な付き合い方を見つけてほしいですね。
nobico(のびこ)編集部