甘利大臣辞任会見会見(全文4・質疑応答1)
甘利:事務所の責任者、監督すべき責任者が報道されてる一番大きい部分について関わってたと報告を受けたもんですから。それから、もう1人の秘書は、いろいろ報告があるのは、そのたび、その都度、一色氏と一緒に飲食で回ってたと、この2人がということで、それで2人から辞表が出ました、申し訳ないということで。それ以外の秘書ってまったく聴取してもらった限り関知してないんですね、関与してないんです。一方が責任者であるということと、それから、これから審議が始まると。しかし動かないと。それからTPPが始まると。もろもろ、これこれ政治資金は第三者に確認してもらって、ちゃんと処理されてましたといって、じゃあ、分かりましたと、はい、はいといくかということを考えて、私は安倍政権を支える役ですから、安倍政権を支える役が安倍政権の障害になることは忍びないと。 読売新聞:あとの秘書の方の調査結果はだいたいいつごろをめどに出したいとお思いですか。 甘利:これは、なんとかパブとか、もうあっちこっち行ってるんで。これ、全部調べるのはどのくらいかかるか、ちょっと今はなんとも言えません。だから今回の私の件も、皆さんはなんでそんな簡単なことをこんなに待たせるんだって思われたと思うんです。でも、これ報告されたら、それじゃあこのくらいかかるなっていうのをお分かりいただけたと思うんですよ。第三者入れて、弁護士さんに、われわれが知らない三者できちっと調べてくださる方。その人が、私の知らない人が1つ1つ聴取してったんですから、面接してですね。で、領収書も全部調べて、帳簿から調べてですね。だから、このくらいは、もう相当早いほうだと思いますけど。 読売新聞:確認なんですけども、閣僚は辞任されるということですけども、議員活動は続けていかれるということでよろしいですか。 甘利:一からやり直します。 司会:(聞き取れず)さん、お願いします。 フジテレビ:フジテレビのワダ(聞き取れず)。甘利さんが当選1期のときから取材をさせていただいてる者からしますと、今回、こういう閣僚辞任という結論を出されたのは、政治理念ですとか、政治信条を見てきた者からしますと、当然の結論を出されてたんだと思います。ただ、そのベテランの甘利さんであるからこそ、違う観点から1つ、お伺いをいたします。 政治家のところへ、事実関係が違っていたら教えてください。支援者という形である人間が近づいてきたと。支援も受けたと。そういう中で、その支援者と称する人間が徹底的にメモや録音をしていたと。あるとき、手のひらを返すように、徹底的に、それは敵というんでしょうか、敵対的な動きに移ったということは、これからもおそらく政治の場面で、私あまり今までこれだけ執拗(聞き取れず)なことというのは、いい悪いは別にして、取材で経験したことはないんですが、これからもありうると思うんです。 そのときに、例えば与野党関係なく政治家の選挙活動、あるいは日々の政治活動に、いい悪いでなく、なにがしかの影響は出るんだと思うんです。甘利議員ご自身は、現在、そうしたことについてご自身の辞任ということではなくて、そうしたことについてどのようなご感想、あるいは問題意識を持たれたのか、今後のためという観点からお伺いをしたいと思います。