新生活、朝の習慣&生活リズムを整える大切さ【二十四節気・清明】
二十四節気の節目を意識しながら日々思うことをエッセイと近況スナップでつづるモデルSHIHOの「SHIHO’s FLOW LIFE」、今回は清明。言葉からイメージを抱くだけでも、視界が明るくクリアになり、まっすぐに生きていきたくなる季節です。この時期、SHIHOが大切にしていることは…? 【写真】40代のライフスタイル
二十四節気【清明】
せいめい。4月4日~19日。「清浄明潔」という言葉に由来。いきいきとした春の清らかな様子が感じられる頃。桜の花が咲き乱れ、南の国からツバメが渡ってくる頃。
清明の由来である「清浄明潔」の意味は、すがすがしく、明るく、美しくいきいきとした様子のこと。まさに新学期が始まるシーズンにぴったりで、今の年齢だからこそ目ざしたい理想の女性像! 昭和歴代首相の指南役を務めていた、安岡正篤氏の著書の中には「明と清とは、古来から日本民族の信仰の真髄であり(中略)日本の自然の美を明るく、清く取り戻し(中略)最後には自分の環境から自分自身を明るく、清くすることが一番大切であります」とあり、「心明るく、望清く」という言葉を残されています。言葉からイメージを抱くだけでも、視界が明るくクリアになり、まっすぐに生きていきたくなる感じ。 そして、部屋の片づけをしたくもなってきます。この時期といえば「玄鳥至(つばめきたる)」と言って、暖かな南の国で過ごしていたツバメが海を渡ってくるそう。また、来週になると「鴻雁北(こうがんかえる)」と言って、冬鳥のガンがツバメと入れ替わりに北の国のシベリアやアメリカ北部へと帰っていく頃だとか。鳥たちが仲間同士で連れだって飛ぶ姿は趣深く美しくて、思わず見惚れてしまう。鳥たちのように、自然の移り変わりに敏感であることや、季節に寄り添って生きることの大切さを学びます。 春先は花粉の影響もあって、ポカポカと暖かいとなんとなくボーッとしてしまったり、お昼寝をしたくなったり。季節の変わり目で体調をくずしやすくなったりも。だからこそ、朝の習慣や生活リズムを整えておくといいですよね。 私の朝の習慣といえば、起きて15分瞑想して、ヨガ教室でヨガを1時間行った後に、フレッシュなコールドプレスジュースを毎朝作って飲んでいます。ベーシックなメニューは、オーガニックのリンゴ、にんじん、しょうが、レモン、ケール、ほうれん草。気分によって、セロリやきゅうり、ビーツやオレンジ、マンゴーなどに野菜やフルーツを変えています。毎日続けていると、肌やお通じ、胃腸の調子がすごくよくなる! この数週間、海外に行ったり、仕事や夜の外出が続いたりして朝のルーティンがくずれる日が続いてしまったら、肩こりが出てきたり、体が浮腫んだり、となんとなく体調がすぐれない感じ。そんな時は、大自然の海や太陽、風が気持ちよい場所で過ごしたり森林浴をしたりするとリセットできたりも。 皆さんは何か習慣にしていることは、ありますか? 生活リズムを整えて、清く、明るい毎日を過ごしていたいですね!