「光る君へ」最終回ラストシーンは双寿丸!?伊藤健太郎「凄く好きなキャラクター」印象に残ったシーンは…
女優の吉高由里子(36)が主演を務めるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)は15日、最終回「物語の先に」が放送された。俳優の伊藤健太郎(27)演じる若武者・双寿丸がラストシーンに登場。武士の時代の訪れを予感させる幕引きとなった。双寿丸の登場は大きな話題を呼んだ。オンエア後、撮影現場からの音声コメント「君かたり」が番組公式SNSにアップされた。 【画像あり】直前トークショー。 「光る君へ」最終回の台本を読み「意外な人で終わったよね」吉高「あ、ああ!みたいな」柄本「こう来たか」 <※以下、ネタバレ有> 「ふたりっ子」「セカンドバージン」「大恋愛~僕を忘れる君と」などの名作を生み続ける“ラブストーリーの名手”大石静氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ63作目。千年の時を超えるベストセラー「源氏物語」を紡いだ女流作家・紫式部の波乱の生涯を描く。大石氏は2006年「功名が辻」以来2回目の大河脚本。吉高は08年「篤姫」以来2回目の大河出演、初主演となった。 ――双寿丸を演じ切って。 「あっという間に終わってしまって凄く寂しい気持ちがします。途中から後半っていうのもあったので、非常に寂しい気持ちもあるんですけど、個人的には凄く好きなキャラクターだった。オリジナルキャラで双寿丸のキャラクター的にもあまり型にとらわれ過ぎずいろいろフットワーク軽く世界観に飛び込めたのは凄くうれしかった。もうちょっとやっていたいなという思いはありますけど、双寿丸で参加できて良かったなと非常に思っています」 ――「光る君へ」の双寿丸について。 「最初の頃とか特にそうですけど、武者としてあそこの家に出入りして、賢子と恋じゃないですけど、双寿丸にとって妹みたいな存在ができた。ある程度成長していく過程を双寿丸を演じる上でできた。最後さらにちょっとステップアップした双寿丸で終わる。そういう1人の人物の成長していく過程を演じるのは凄くやりがいもある。だけどどれだけ成長しても双寿丸の根っこにある明るさやそういう部分はぶれないようにしようと凄く意識して演じさせていただきました」 ――印象に残っているシーン。 「戦のシーンを撮っている時とかアクションシーンを撮っている時は命の取り合いというかやり取りなので、双寿丸としても伊藤健太郎としてもやっぱりああいう時代もののアクションシーンを撮る時は凄く気が引き締まる。殺す殺されるの世界観なのであれなんですけど。賢子とのシーンは凄く心にゆとりのあるシーンが多かった。双寿丸にとってみてもああいう家族みたいなものが凄く経験が少ないというか、ほぼないに近い存在だったから、凄くあのシーンを演じている時は“こんな家庭にいられたらまたちょっと違ったのかな”とかいろいろなことを考えさせられるシーンだった。あの家族とのシーンは個人的に凄く好きですね」