「2024年ヒット予測ベスト30」で1位に選ばれた『ドローンショー＆空中QR』

月刊誌『日経トレンディ』が3日、「2024年ヒット予測30」を発表しました。1位に『ドローンショー＆空中QR』、2位に『アサヒ未来のレモンサワー』、3位に『新Vポイント』が選ばれました。 1位に選ばれた『ドローンショー＆空中QR』の選考理由について『日経トレンディ』は、「ドローンショーと花火の組み合わせは、日本の花火大会の運営スタイルを激変させる可能性を秘めている」と説明。協賛金不足などに悩む花火大会が増えているものの、協賛企業などのロゴやメッセージをドローンで表示できるようになり問題の解決に進む、としています。夜空にドローンで表示する“空中QR”は、音楽フェスなどの大規模イベントでの波及効果が絶大だとして、切り札になると予測しているということです。

■2024年ヒットのキーワードは

「2024年ヒット予測ベスト30」1位『ドローンショー＆空中QR』、2位『アサヒ未来のレモンサワー』、3位『新Vポイント』

また、2024年ヒットのキーワードとしては「強刺激」「1%の我慢」「ながら消費」「フィジタル」と予測。2024年は「様々な制限から解き放たれた人々が堅実さを維持しながらも『ここだけは譲れない』と“欲”を出す1年となりそう」と説明しています。 1つめの「強刺激」は、2位の『アサヒ未来のレモンサワー 』や7位の『痛いコスメ』などちょっとした刺激では満たされなくなった人々の欲求を直撃する“強い刺激”の商品が相次いで登場しそうだと予測しています。また「1%の我慢」については「欲を満たすためには“1%の我慢”さえしたくない」という欲求もトレンドの1つになるとしており、「ながら消費」は時間効率を重視した“タイパ”が加速していくと予測しています。 そして、進化したデジタル技術がリアルな世界をアップデートしていく「フィジタル」の動きも加速するとしています。眼鏡のようにかければピント調節が自動でできる『ViXion01』や、聴力をサポートするイヤホン『Jabra Enhance』などを活用する『パワードシニア』（8位）で、アクティブシニアの能力拡張も可能になるのでは、と予測しています。