【有馬記念/調教班の鬼ジャッジ】レガレイラ好時計マークも…引っかかる1週前追いの〝違和感〟
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] レガレイラは美浦南ウッドで3頭併せ。余力たっぷりの手応えで5ハロン68・6ー53・6ー38・9ー11・4秒をマークした。 いつも通りの時計は出せている。ラストもしっかり動けている。ただ、やはり引っかかるのは1週前追い切りで覚えた違和感だ。長めから直線一杯に追われて併せ先着。日曜にも坂路に入った。このパターンは記憶になく、やらざるを得ない“事情”があったのではないかと推察する。 おかげで体調も上向いてくれ、どうにか間に合ったという感じではないのか。とはいえ、今回は古馬のトップクラスに挑む立場。文句のつけようのない状態でどこまでやれるかという一戦だ。悪くはない及第点の状態では、そこまで強調できずB評価とした。
舘林 勲