【有馬記念/調教班の鬼ジャッジ】ドウデュース今秋3戦の仕上がりを順位づけするなら…今回は何位?
[GⅠ有馬記念=2024年12月22日(日曜)3歳上、中山競馬場・芝内2500メートル] ドウデュースはじっくりと角馬場で体をほぐしポリトラックに入り、前のバズアップビート(2歳未勝利)を0・7秒追いかけ、折り合いもついて終始楽な手応え。直線でも手綱を押さえたままでの併入だった。 やればいくらでも動くタイプ。最終追いはややソフトだったが、馬体もムチムチで脚取りも力強く文句なしの動き。武豊が乗った1週前追い切りでは、ゴール前で重心が沈み余力十分に先着している。 天皇賞・秋、ジャパンC、有馬記念の3走いずれも万全の状態で臨むのは至難の業だが、この馬にはそんな心配は当てはまらない。 あえてドウデュースの今秋3戦の仕上がりを順位づけするとすれば、1位ジャパンC、2位が今回で3位が天皇賞・秋となる。ラストランへ向け不安のない状態といえる。
芝井 淳司