【Jリーグ】福岡、鹿島、C大阪、山形が歯の健康維持に本格挑戦 福岡は来年、独自の歯科医院開業へ
歯科医療に関する事業を展開するSCOグループ(本社東京、玉井雄介社長)とアビスパ福岡、鹿島アントラーズ、セレッソ大阪、J2モンテディオ山形が15日、大阪市内で共同会見を開き、「Jクラブオーラルケアプロジェクト」の発足を発表した。 SCOグループとそれぞれ4クラブが協働し、歯のメンテナンスの重要性を訴えたり、オーラルケアクリニックの開設、オーラルケアドクターの設置といった施策を実施していく。 既に福岡は来年、SCOグループの協力で福岡県内にクラブオフィシャル歯科医院を開業する予定という。選手、サポーターも巻き込み、歯の健康維持を目指す。 福岡川森敬史会長(59)は「選手はクラブにとって一番の商品。(歯を)ホワイトニングしている選手がおり、ビジュアルの部門でもSCOグループにお世話になりながら、さらに選手がかっこよく輝けるような、ゴールした時に歯がキラッと光るような写真を撮ってもらい、展開していければ」と、個性的なアイデアを披露。 鹿島小泉文明社長(44)は「歯科医に行かない理由って、僕は一番大きいのは意外に待ち時間が長いこと。その前後のストレスを考えていかない。(SCOグループによる)テクノロジーのクリニックができることで、行きやすくなるのでは」とコメント。 C大阪森島寛晃社長(52)が「プロのアスリートは歯の健康を維持するのが大切。見られる立場として(健康な歯だと)笑顔にもつながってくる。このプロジェクト、今後の活動が楽しみ」と言えば、3年前からSCOグループと連係してきた山形相田健太郎社長(50)は「今回の話が組織化された内容になり、文化として根付くような取り組みになっていければ。仕組みを作れることが一番いいこと」と期待した。