木下大サーカス広島公演が閉幕 18万人が夢舞台楽しむ
広島市西区の広島マリーナホップ特設会場で開かれていた木下大サーカス広島公演(中国新聞社主催)が9日、閉幕した。6月15日の開幕から約18万人が来場。家族連れやリピーターたちファンが夢舞台を楽しんだ。 【写真】「ありがとう‼広島」のパネルを掲げ、観客に笑顔で別れを告げる出演者たち 最終日は2回の公演があり、迫力ある猛獣ショーや空中ブランコなどを披露。フィナーレではパフォーマー約35人が笑顔で手を振った。終演後には「ありがとう‼広島」のパネルを掲げ、会場は大きな拍手に包まれた。 31回見たという東広島市の公務員影山璃香(りか)さん(27)は「団員たちの挑戦する姿に励まされてきた。うれしい半面、当分会えないさみしさでいっぱい」と涙ぐんでいた。 木下唯志社長は「8月末の台風接近では公演中止の決断も迫られたが無事開催できた。次回はさらに進化したショーを見せたい」と意気込んだ。 木下サーカスはこの日、収益の一部である70万円を中国新聞社会事業団へ寄付。団員たちは12日ごろ次の公演先の宮崎に向かう。
中国新聞社