<大河ドラマ>26年「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 記憶に新しいムロツヨシ…他には誰が? “秀吉俳優”史
仲野太賀さん主演で、2026年に放送されるNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」。“天下人”の弟・豊臣秀長(仲野さん)を主人公とした3年ぶりの戦国大河で、秀吉役を池松壮亮さんが務めることが先日、明らかにされた。長い歴史を誇る大河ドラマで、池松さんより前に誰が秀吉を演じてきたのか。記憶に新しいのが、2023年の「どうする家康」のムロツヨシさんだが、ムロさんを含む大河“秀吉俳優”史をたどってみたいと思う。 【写真】ちょうど1年前、チーフ演出もうなった! ムロ秀吉の「素晴らしい退場劇」 写真も公開!!
◇大河ドラマ“初代秀吉”は「太閤記」の緒形拳 「黄金の日日」で再登板
1963年に始まったNHK大河ドラマで、“戦国もの”とされるのは、「豊臣兄弟!」で22作目。最初の戦国大河は1965年の「太閤記」で、このときは緒形拳さんが、主人公の秀吉を演じた。
次に秀吉が大河ドラマに登場したのは、1969年の「天と地と」。同作で浜田光夫さんが秀吉役を務めると、その後は1971年の「春の坂道」で中村芝鶴さん、1973年の「国盗り物語」で火野正平さん、1981年の「おんな太閤記」で西田敏行さん、1983年の「徳川家康」で武田鉄矢さん、1987年の「独眼竜政宗」で勝新太郎さんが“秀吉俳優”として大河ドラマの歴史に名を刻んだ。
いずれも「名優」と呼ぶにふさわしい役者ばかり。ちなみに1978年の「黄金の日日」では、“初代”の緒形さんが秀吉役で再登板している。
◇「大河で秀吉」といえば? 近年は小日向文世や佐々木蔵之介も
平成以降の大河ドラマに目を向けると、藤岡琢也さん(1989年「春日局」)、仲村トオルさん(1992年「信長 KING OF ZIPANGU」と1993年「琉球の風」)、竹中直人さん(1996年「秀吉」と2014年「軍師官兵衛」)、香川照之さん(2002年「利家とまつ」)、柄本明さん(2006年「功名が辻」)、笹野高史さん(2009年「天地人」)、岸谷五朗さん(2011年「江~姫たちの戦国~」)といった名前が並ぶ。