マカオ、20回以上にわたり賽銭盗んだ地元の男逮捕…動機は生活困難
マカオ治安警察局は10月28日、マカオ半島北区にある土地廟から直近3ヶ月内に20回以上にわたって賽銭を盗んだとして地元の無職の男(40代)を逮捕したと発表。 同局によれば、同月21日に土地廟の職員から何者かが連日賽銭箱の中から現金を盗んでいるようだとの通報が寄せられたとのこと。24日未明、警察官が警戒にあたっていたところ、男が廟内に入り、スマートフォンの懐中電灯機能を使って賽銭箱の中を照らした後、鉄の棒を使って中から紙幣を取り出したため、現行犯逮捕したという。 男は同局の調べに対し、深夜時間帯に廟内が無人になることに気づき、今年(2024年)7月中旬からの約3ヶ月間、20回以上にわたって同様の手口で合計は約2500パタカ(日本円換算:約4.8万円)の現金を盗んだことを認め、動機については生活困難と供述。その後、同局が現場近くにある男の自宅を捜索したところ、犯行に使われたものと同タイプの鉄の棒が多数見つかったといい、同局では男を窃盗罪で検察院送致するとした。