福井県美浜町で開催「鯖サミット」数万人が集まる注目のフードイベントの見どころをサバジェンヌがナビ!
寿司でも焼きでもよし!まだある注目サバグルメ
■福井県高浜市『UMIKARA(うみから)』の「吟醸トロさば焼き鯖寿司」 高浜漁港に面した、体験型フィッシュマーケット『UMIKARA』。2021年にオープン、獲れたてシーフードや加工品の販売、多彩な魚メニューが楽しめる食堂やテラスがある人気スポットだ。 「UMIKARA吟醸トロさば」は、レストランでも定食で提供されている人気商品。へしこを漬け込んだ糠からあふれ出た「熟成出汁」にサバを漬け込んで仕上げる。 サバの旨みにへしこの旨みと、旨みの2乗といいいますか、もう100乗!!炸裂する「旨みの嵐」(涙)。もはや「旨み爆弾なサバ」!しかも焼くとしっとり、ふっくら。へしこのポテンシャルに改めて腰を抜かす想い!今回はなんと焼き鯖寿司に仕上げての登場。毎月開催されるイベントでも人気の「サバの串カツ」や、一夜干しサバ、桜干しサバなどの干物も販売している。 ■福井県敦賀市『島屋』の「火山灰干し干物・鯖」 敦賀を中心とした約60店舗の水産業者が軒を連ねる、日本海側最大級の海鮮市場「日本海さかな街」(敦賀市)。その中で高い人気を誇るのが『島屋』。看板商品は「火山灰干し干物・鯖」。その名の通りひと塩したサバを特殊なセロファンフィルムで包んで、「火山灰に埋める」という製法で仕上げた干物だ。 火山灰が魚の余分な水分とクセを吸収。そして外気に触れることがないため、脂の酸化が少なく、上質な脂と凝縮した旨みのある干物に仕上がるのだ。焼いても身が縮まず、もっちり肉厚。噛むと上品な旨みが広がり、ジュワジュワと麗しい脂がほとばしる!火山灰の起こした奇跡の「うまジュワ」、ぜひ、購入してしかと堪能を! ■『魚や(うおや)野村』の「浜焼き鯖」 若狭で一般的なサバの食べ方としてあげられるのが、サバを1尾まるごと豪快に串に刺して焼いた「浜焼き鯖」。その日の朝、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が並ぶ『若狭小浜お魚センター』でも、迫力ある浜焼きサバが並んでいる。 若狭小浜お魚センター内にある『魚や野村』は、小浜魚商協同組合の理事長を務める野村浩さんが営む鮮魚店だ。長年の経験で培った技で、肉厚でバリっと脂がのったサバをじっくり丁寧に焼き上げた浜焼き鯖は、満足度250%!こんがりパリッと焼けた皮は香ばしく、身はふっくら。地元では必ず添えられるという、しょうが醤油をつけて食べると箸が止まらない! ■福井県小浜市『若廣』の「焼き鯖すし」 「鯖街道」の起点である小浜市を拠点に、日本各地で店舗を展開する『若廣』。看板商品は「焼き鯖すし」。焼き立てでも、冷めてもおいしい焼きサバを使った棒寿司は羽田空港「空弁」で、5年連続売上第1位!百貨店の催事でも大好評。サバファンにも絶大な人気を誇る逸品だ。 脂のりバツグン、大型のノルウェー産サバを厳選。職人がサバをおろすところから始まり、焼き、巻きまで一貫してこだわりぬいて完成!いつ見ても黄金色に輝く「若廣ゴールド」が美しい!その味わいは香ばしく焼き上げてあるのに、身はふっくら。 鯖寿司は、焼きサバをシャリにのせればいい、というものではない。若廣では「鯖、シャリ、具材」のバランスを追求、黄金比を導き出している。焼き鯖に、福井県産コシヒカリを使用した絶妙な塩梅の酢飯、具材として使われるしょうが、大葉の完璧な「三位一体」で、焼き鯖寿司を食べる喜びにあふれた絶品だ。 美浜、若狭、そして日本各地のサバグルメをとことん味わう「サバらしい」1日を過ごしにぜひお越しください!ジェンヌもトークショーで司会を務めます。待ってまーす! ■「鯖サミット2024 in 美浜」 [時]1026()10時~16時、1027()10時~16時 [会場]美浜町涯学習センターなびあす周辺特設会場(福井県三郡美浜町郷市29-3) [交通]JR小浜線美浜駅から徒歩10分 「鯖サミット2024 in 美浜開催記念!フォロー&いいね&リポストキャンペーン!!」実施中。鯖サミット公式Xアカウントをフォロー、またはいいね/リポストすると抽選でサバグルメをプレゼント。 取材・撮影/池田陽子 全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ/薬膳アテンダント。サバを愛する消費者の集まりである「全日本さば連合会」(全さば連)の広報を担当。日本各地のサバ情報の発信、サバ商品のPR、商品開発等を行う。北京中医薬大学日本校を卒業、国際中医薬膳師資格を持ち、薬膳アテンダントとしても活動。水産庁「海の宝!水産女子の元気プロジェクト」認定メンバー。著書に『サバが好き!~旨すぎる国民的青魚のすべて』(山と渓谷社)、『ゆる薬膳。』(日本文芸社)など。全さば連HP: