【飯塚オート(オーバーミッドナイト)一般】石貝武之が落車の不運をはねのけ優出 整備をしてくれた飯塚勢の「恩に報いることができた」
<11日・飯塚オート・3日目> 【記者コラム・三島隆助の思想タイム3.40(ミシマ)】 まさに〝災い転じて福となす〟。浜松の石貝武之は初日に落車(他落)の憂き目。「一時はどうなることか…。(飯塚に)来なきゃ良かったかなぁ」と落胆したが、そんなモヤモヤした思いは、2日目の1着ですぐに吹き飛んだ。 「飯塚の選手がやってくれた」というフレーム交換や下周り整備などのおかげで、気配は落車前よりも上向き。「(グリップを)開けるとグッと行ってくれる」。3日目準決勝戦は篠原睦にはやられはしたものの、きっちりと2着は確保して優勝戦進出を決めた。落車後の整備で気配が上向くのはよくあるが、手伝ってくれた飯塚の選手たちの「恩に報いることができた」と感謝していましたよ。 ▼8R優勝戦は2号車で出走。すごいメンバー構成になったとはいえ、「まだしっくりきていない」と話すハンドル周りさえ改善できれば、もう少しタイムは上げられるはず。期待感も込めて2=763―7631。