阪神育成D4位・川崎俊哲は〝故郷の期待〟背負う覚悟で実家製の輪島塗持参
阪神の新人選手9人が6日、西宮市内の球団寮「虎風荘」に入寮。育成D4位・川崎俊哲内野手(23)=日本海L石川=は、石川県内の実家で製造している輪島塗の箸とコップを持参して入寮した。「思い出のある品で、父に相談したら『持っていけ』と」。年末年始は輪島市に帰省。能登半島地震から1年となった元日は、犠牲となった人に家族全員で黙とうをささげた。「(地元で)頑張れ、という言葉もたくさんいただいた。その気持ちに応えていかないといけないという覚悟はできた」。守備力に定評がある遊撃手。まずは支配下登録へ、気持ちを新たにした。