「装いは知恵」―ガブリエル シャネルのスタイル&生き方のヒント
8月19日は「シャネル(CHANEL)」の創設者、ガブリエル・シャネルの誕生日。ファッションを愛し、モードを変えた彼女のことばには、スタイル&生き方のヒントがいっぱい! よりおしゃれに、よりポジティブになれる魔法の名言をお届け。 【写真】「シャネル(CHANEL)」の2024-25秋冬コレクション、全ルック
シャネルはスタイル。ファッションは移り変わるが、スタイルは永遠。
トレンドを追うことに関心はなく、むしろスタイルを持つことを選んだというガブリエル。1924年にファッションデザイナーとして初めてツイードをレディースウェアに取り入れ、1956年に誕生したツイードで仕立てたスーツはメゾンのアイコンのひとつとなり、今では永遠のスタイルに。
装いは知恵であり、美は武器であり、謙虚さはエレガンス。
1925年~30年に交際したウエストミンスター公と共にした競馬や狩猟、魚釣りなど、イギリスでのライフスタイルから男性用のアイテムをスタイルに取り入れたガブリエル。彼女の類い稀なる審美眼が、現在のモードを築いた。写真のガブリエルの着こなしは、今見ても新鮮! (写真)1924年、ウェストミンスター大公とイギリス・チェスター州の競馬場にて。
装飾品、なんという技! 美、なんという武器! 慎み深さ、なんと優雅なことか!
ミニマムなブラックのウェアに、パールネックレスとコスチュームジュエリーのボリューミィなレイヤードスタイル。装飾美が主流の時代への反逆精神から生まれたこのスタイルは、まさにおしゃれの基本。