【アラ還・君島十和子さんの旅事情】旅慣れた人だからこそたどり着いた旅行上手のススメ
荷物は必要最低限。スーツケースは軽さを最優先!
「最近は旅先でYouTubeを撮ったりするので、機材や衣装など、以前よりも荷物がグンと増えてしまいましたが、本当は身軽でいたいタイプです。スーツケースの半分のスペースは荷物、もう半分はお土産用に空けておきます。現地で着るお洋服も、着回しを考えて厳選を。行きと帰りは同じもの、現地でちょっといいレストランにお食事に行くとき用にワンピースを1枚、あとは何にでも合わせられる黒のツインニットは必須です。
旅先にもよりますが、あまりにも“ザ・海外旅行客”みたいなスタイルは危険。ある程度、落ち着きも考慮してコーディネートを組んでいます。飛行機など乗り物内の温度がわからないので、季節を問わず防寒用のストール(黒)は手荷物に必ず入れています。先日のパリ出張の機内でも、これが大活躍。北極圏のあたりを通るルートだったためか、空調がついていてもとにかく冷える! その際の温度調整に役立ちました」
国内出張でもリモアの小さいサイズが活躍。これは機内持ち込みOKのサイズで、とても使いやすい。
布製の四角いポーチがサイズ違いであると便利です。収納しやすいのはもちろんなのですが、スーツケースを空港で開けられたとき、きちんと収納されているほうが検査の際にスムーズに終えられます。
十和子流、海外旅行のマストアイテム!
「なるべく荷物はコンパクトにしたいけど、快適に過ごすためのアイテムも忘れずにスーツケースに入れます! 日本はコンビニなども多く、なんでもすぐに手に入りますが、海外にいくとそうもいかないこともたくさんありますから。また、海外では最近ロストバゲージがすごく増えたと聞いています。自衛するために、エアタグを活用するのもおすすめです。それでスムーズに荷物が見つかったというお話も聞きますから。 頭痛薬や風邪薬、目薬など、薬類も必ず。海外のものは日本人には効きすぎることもあるので、体に合ったものを持参します。
スキンケアは自社製品のテスター用のパウチを選んで、荷物を軽量化。他社様のコフレを試すこともあります。旅先では肌の調子が変わることがあるので、保湿など目的別に何種類か用意します。カラーコスメは持っていく洋服を考えつつ、現地の空気によって雰囲気を変えられるように、シャドウ2種類、リップは5種類。これに普段使いのマスカラ、リキッドとペンシルのアイライナーをプラスします。ファンデーションは崩れない、ハイカバー、薄づきなど3種類。肌って質感によって、カラーメイクと同じくらい、纏う空気を変えてくれますから」