このままだと非常にヤバい…。J3リーグで大苦戦するチーム(2)リーグ唯一の1桁得点…。成績が伸びないのは?
明治安田J3リーグが開幕し、各チームは13試合を消化した。J2昇格に向けロケットスタートを見せるチームがある一方で、勝ち点を積み上げることができず、今後に向け不安 を残すチームも多い。今回は、開幕でつまずき黄信号が灯っているチームを紹介する。
ギラヴァンツ北九州 順位:14位(勝ち点14) 成績:3勝3分5敗(9得点10失点) 監督:増本浩平 2021シーズンにJ2で21位となり、J3へ降格となって以降、ギラヴァンツ北九州の苦戦は続いている。昨季はわずか7勝で屈辱の最下位に沈むも、同シーズンのJFLの2位以内にJ3昇格要件を満たしたクラブがおらず、運良くJリーグ残留を決めていた。 昨季は失点数こそ多くなかったものの、攻撃陣が伸び悩み、得点数は33でリーグワースト3位という成績だった。そんなチームを救うべく今季から増本浩平監督が指揮することとなったが、チーム成績は伸びていない。 今季は現時点で14位。かつてJ2にいた北九州にとって喜ばしい成績ではない。失点数は10と少ないが、得点はここまでリーグ唯一の1桁台の9得点と、昨季から続く攻撃面の課題も残っている。北九州は今季2点差以上で負けた試合はなく、いずれも1点差で競り負けている試合が多い。先月27日に行われたJ3第11節のAC長野パルセイロ戦では、2得点を奪ったものの、自慢の守備も振るわず3失点。今季2点差以上で勝った試合は同月10日の第9節FC琉球戦のみとなっている状況だ。 昨季チーム内得点王だった岡田優希が奈良クラブへ移籍。ファジアーノ岡山から加入した永井龍はここまで2得点と物足りない印象だ。守備には定評があるため、攻撃陣の爆発が順位浮上のカギとなりそうだ。
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