「氷川きよし」が“創価学会”信心を告白 「祖父母の代から学会員」「池田大作先生とは常に一緒」…“熱烈信仰”の核心部分
メンバーの応援を期待
なぜこのタイミングでそのような動きに傾斜したのだろうか。 「独立したことが大きいでしょう。それまでは老舗の『長良プロダクション』に所属していましたから、言動には縛られることも少なくなかった。しかし、そこから離れて自身の事務所を立ち上げたことで“縛り”がなくなり、自由に活動できるようになったのでしょう。また、独立後、氷川はコンサートの客席が埋まるか不安で仕方がなかったようで、自ら飲食店でポスターを配り回っていたことがスポーツ紙に報じられています。信仰を告白し、池田氏との縁を強調することで、より多くの学会メンバーの応援を期待しているのかもしれません」 実際、9月の聖教新聞には、コンサートツアーに関する記事も掲載されている。 一方の創価学会からすれば、 「演歌界のスターの告白は、信者離れに悩む組織には朗報です。公明党は先の総選挙で、議席を32から24に大きく減らしています。久本らのように、氷川にもいずれは選挙応援までしてもらえば万々歳でしょう。ただ、信仰を強調すればするほど、従来のファンには拒否感を持つ人も出てくるかもしれない。その辺りの匙加減は難しいところでしょう」 氷川の事務所に今回の告白に至った理由を尋ねてみたが、回答はなかった。 大晦日の紅白歌合戦にも特別企画での出場が決まっている氷川。「ありのまま」に活動していることだけは間違いない。
デイリー新潮編集部
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