「正体」台北金馬映画祭で上映決定、藤井道人にとって思い出の地・台湾へ
映画「正体」が、現地時間11月7日から24日に開催される第44回台北金馬映画祭でインターナショナルプレミア上映されるとわかった。監督を務めた藤井道人が登壇する。 【動画】映画「正体」本予告(他1件) 染井為人の同名小説を映画化した本作は、一家殺人事件の容疑者として死刑判決を受けた鏑木慶一の逃走劇を描くサスペンスエンタテインメント。刑事・又貫は彼と出会った沙耶香、和也、舞を取り調べるが、4人の知る鏑木はそれぞれまったく別人のような人物だった。鏑木を横浜流星が演じ、沙耶香に吉岡里帆、和也に森本慎太郎(SixTONES)、舞に山田杏奈、又貫に山田孝之が扮した。 日本と台湾の合作映画「青春18×2 君へと続く道」を監督した藤井にとって、台湾は特別な場所。本映画祭には、長編映画作品の監督として初の参加となる。藤井は「大切な場所である台湾で新作映画『正体』を上映出来る機会をいただき、金馬映画祭に心から感謝いたします。台湾の皆さまにも『正体』を楽しんでもらえることを祈っています」とつづった。台北金馬映画祭のプログラマーであるテレーゼ・ヤンのコメントも以下に掲載した。 「正体」は11月29日より全国でロードショー。 ■ 藤井道人 コメント 「青春18×2 君へと続く道」に続き、大切な場所である台湾で新作映画「正体」を上映出来る機会をいただき、金馬映画祭に心から感謝いたします。台湾の皆さまにも「正体」を楽しんでもらえることを祈っています。 ■ テレーゼ・ヤン(台北金馬映画祭・プログラマー)コメント 藤井道人監督は、独自のスタイルでこのスリリングな逃走劇に異色の解釈を加えている。エンターテイメント作品であると同時に、本作が持つ社会への深い洞察力は、観客に強く問いかけるものとなっている。 (c)2024 映画「正体」製作委員会