「立夏」の近畿 正午までに夏日観測も 和歌山では青空にこいのぼり
「立夏」の近畿 正午までに夏日観測も 和歌山では青空にこいのぼり 撮影・編集:柳曽文隆 音楽:LIKALIFE THEPAGE大阪
5日は二十四節気のひとつ「立夏」。近畿地方は、朝から高気圧に覆われ、各地で晴れ間が広がっている。和歌山県かつらぎ町では同日正午までに最高気温26.1度を観測するなど、すでに夏日となっている。隣接する九度山町では、丹生川沿いで多数のこいのぼりが泳ぎ、その下で子どもらが水遊びを楽しむ光景がみられた。 【拡大写真付き】青空に色鮮やかなツツジ道 堺の大和川沿いに咲き誇る
同町では午後から「紀州九度山真田まつり武者行列」が行われ、午前中から家族連れなど多くの人が訪れており、近くの道の駅などはイベントなども開かれにぎわいをみせている。
川遊びをしていた子どもらの様子を見ていた九度山町の70代の女性は「きょうはええ天気やし、孫が遠くから来てくれて楽しいですわ。川遊びもなかなかでけへんやろうからうれしい」と、こどもの日らしい光景に目を細めていた。 気象庁によると、午後からは気圧の谷や湿った空気の影響により、おおむね曇る予報だという。あす6日は、前線が通過するため、雨が降り雷を伴う所がある見込みだという。