牡蠣の早剥き選手権、出場者を募集中!優勝者はアイルランドで世界大会
9月に全国各地で開かれる牡蠣の祭典「ジャパン オイスターフェスティバル2015」に向け、主催者がメインイベントとなる「牡蠣の早剥き選手権」への出場者を募集している。西日本予選を広島県、東日本予選を宮城県で行い、各予選の上位3人が出場する決勝大会を埼玉県で開催。決勝大会の優勝者1名が日本代表としてアイルランドでの世界大会への挑戦権を得られるといい、主催者は「一生の経験ができる」と広く参加を呼びかけている。
牡蠣の早剥き選手権は、生牡蠣30個を剥くスピードだけでなく、剥かれた牡蠣の美しさ、盛り付けの美しさなどを総合的に評価し、参加者が順位を競い合うイベント。主催する企画会社「LA DITTA(ラ・ディッタ)」によると、昨年の大会には全国から約30人が参加。優勝者の早剥き記録は、4分19秒だった。 牡蠣の早剥きはもともと、牡蠣の名産地のアイルランド・ゴールウェイ市で1954年から続く「ゴールウェイ国際オイスターフェスティバル」のメインイベント。「LA DITTA」の小里博栄社長がアイルランドに出張した際、参加しようと事務局に連絡したところ、日本からの参加者が誰もいないことを知り、日本で同様のイベントを開催しようと思い立ったという。 日本大会での優勝者は、9月に開かれる「ゴールウェイ国際オイスターフェスティバル」で世界各国の「牡蠣剥き自慢」たちと熱い戦いを繰り広げることになる。昨年は世界16カ国から参加があり、日本代表も早剥き選手権に参加したほか、日本のカキフライを現地で紹介するなどして盛り上がったという。 「ジャパン オイスターフェスティバル」とメインイベントの牡蠣の早剥き選手権は、2012年東京で初開催。2013年からは広島県もイベントの開催地に加わり、今年からは新たに宮城県での開催が決定した。 西日本予選は9月6日、広島市の「イオンモール広島祇園」で、東日本予選は9月13日、宮城県名取市の「イオンモール名取」で開かれる。決勝大会は9月20日、埼玉県越谷市の「イオンレイクタウン」。応募期限は8月25日で、出場は「牡蠣剥きに自信のある18歳以上の方なら、プロ・アマ問わずどなたでも参加できる」(同社)。問い合わせは、オイスターフェスティバル運営事務局(03-6452-3927)。 (THE EAST TIMES)