北爪さくら所属RIRYDAY、初ワンマン前に意気込み オーディション脱落・グループの解散…結成までの秘話明らかに【インタビュー】
【モデルプレス=2024/10/17】サバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」に出演していたSAKURA(北爪さくら/きたづめ・さくら)が所属する新ガールズグループ・RIRYDAY(リリィデイ)が17日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて「Finally!! The Hero Has Come Back To…」を開催。モデルプレスでは、公演を控えた6人にインタビューを実施し、プレデビューの心境や、公演への意気込みを語ってもらった。 【写真】「日プ」出演美女、ミニ丈で美脚披露 ◆新ガールズグループ「RIRYDAY」 「MY HERO PROJECT」は、ヒロインではなくヒーローとして、同年代の女の子を中心に多種多様なリスナーの憧れとなるリアルな存在・アーティストを次々と輩出していくプロジェクト。SAKURAや韓国のオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」に出演していたMIRI(桑原彩菜/くわはら・あやな)、JURI(井下珠里/いした・じゅり)、SAKURAと同じく「日プ女子」出身のNONOKA(岡部望々花/おかべ・ののか)とAYAKA(細井彩加/ほそい・あやか)、MION(河合美音/かわい・みおん)の6人組ガールズグループ・RIRYDAYは同プロジェクト第1弾としてプレデビューを迎えた。 ◆RIRYDAY、プレデビューの心境 ― 改めてプレデビューが決まるまでの経緯、参加が決定したときの気持ちを教えてください。 MIRI:「Girls Planet 999」に出演したあと、韓国デビューを目指して約2年間練習生として韓国で生活していました。その後、日本に帰ってきて、MY HERO PROJECTへの参加が決まりました。幼少期から芸能活動をしてきましたが、初のプレデビューなので不安や葛藤があった反面、オーディション番組の時から応援してくださる方やずっと支えてくれている家族に形として私の歌やダンスを届けられるという、喜びが大きかったです。 MION:私はずっとダンスが大大大好きで小さい頃から習い事でダンスをしてきました。地元でダンスなんてやってる子はそれはそれは少なくて、当時は「ダンスやってるのー!?すごーい!」ていう感じでした(笑)。何度か地元のスタジオを変えたり、一旦やめたりしてる中、高校2年生の冬にどうしてもちゃんとしたダンスを学びたくて、隣町のダンススクールに通い出したんです。そこで、私がずっと大好きなアイドル、SHINee(シャイニー)のバックダンサーさんをやっている先生がワークショップを開いてくださるとのことで参加したところ、東京でダンスやらないかと誘ってくださって通うことが決まっていた専門学校があったんですが、そちらを急遽辞退してこっちに来ることにしたんです。平凡な人生を生きてきた私からするとすごい人生の賭けにでました(笑)。 それから1年間、東京のアカデミーに通っていましたが、コロナ禍ということもあってオーディションはなかなかないし、受けられたとしても合格するか分からず不安に思う日々を送っていました。2年目になる頃、韓国と日本の合同のオーディション番組の候補生に選ばれて、そこから日本の事務所で1年練習生をすることになったのですが、結局なくなってしまい、今後の人生どうしようかと悩んでいたときに声をかけていただいたのがMY HERO PROJECTでした。しかも、メンバー全員の顔合わせは声をかけていただいた翌日!しかも私は最後に決まったメンバーだったんです(笑)!ことが早すぎて、私自身も何が何だかって感じだったんですけど、本当に嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。 でも、いざ参加するとった時に、私にも練習期間はあったとはいえ、他の子は全員オーディション番組に出演したという経歴があって、それが私にとってはプレッシャーでした。どこまで自分の実力が通用するんだろう…はじめの頃はそんなふうに思っていましたね。 いざ練習が始まってみると、たくさんの困難やそれぞれの思いにぶつかることもありましたが、こうして無事プレデビューをすることができ、本当に頑張り続けてよかったな、と心の底から感じます。自分たちの曲が配信された夜、みんなでたくさん聴いて騒いで喜んだことを絶対に忘れたくないなって思います。改めて、日々応援してくださってるファンの皆様や家族、関係者の方々、事務所の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。初心を忘れず精進していきますので、付いてきてくださると光栄です!後悔はさせません!! NONOKA:「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」に脱落してしまい、とにかく悔しくて何かしらの形でデビューメンバーより上手くやりたい、ファンの方々に恩返しがしたいという気持ちがありました。そのために、日本の事務所のオーディションを受けたり、SNSをしている中でお声掛けいただく事務所のお話を聞きに東京に何度か来ていました。 東京に行く際はいつもSAKURAのお家に泊まらせてもらっていたので、ある日、いつも通り「何日から東京に行くんだけど…」と話をしていたところ、SAKURAから急に「今さくが準備してるグループでメンバーを誘いたいって言ってる人がいるんだけど、ののさん明日来るから話す?」とLINEが来て…。オーディションの合宿中から、「一緒にデビューできたらいいねー」とずっと話していたので、「こんなチャンスはない!」と思い、すぐに「話したい!」と返事をしました。東京に行くことになったのはたまたまだったし、その日も午前中と夜にはすでに予定があったのに、SAKURAと会える時間だけ奇跡的にほかの予定がなくて、何か引き寄せられるものを感じました。 そこから急遽上京して、メンバーとシェアハウスをしたり、今までとは違った生活になり、はじめはアタフタしていました(汗)。でも、両親や友達、バイト先の方々に「京都を離れて、東京で夢を叶えるために頑張るので、応援お願いします」と言ったからには腹を括って、前を向いて頑張るしかない!!!と思い、プロ意識を持って頑張ると決めました。オーディション番組の頃から応援して下さっているファンの方々の元でまたパフォーマンスができること、これからたくさんの時間や思い出を共にできることも嬉しかったです。 実は、「One More Time (Choose Life)」という曲の自分のパート「緊張なんかするなよ」は、いつも自分自身に強く言い聞かせています。オーディション番組の時も、ステージになると緊張していつも120%を出し切れないことがすごく悔しくて…。今までたくさん練習してきたはずなのに、先生やファンの皆様の前に立つと緊張して、決めていたことを上手くできなかったりして出し切れなかったので、「私よ!!!緊張なんかするんじゃない!!!!!!!」っていう気持ちで、この歌詞の意味を感じながらいつも歌っています。 AYAKA:SAKURAが「一緒に活動したい」と電話してくれたのが最初でした。番組中、SAKURAと同じチームになったことがあって、そのチームが好きでいつか一緒にデビューできたら嬉しいなと思っていたので、それが現実になって本当に嬉しかったです。 JURI:去年の冬に、当時所属していたグループが理由を聞かされずに突然終わってしまったことがあります。本当に大好きで尊敬していたメンバーたちと最後の挨拶もなく終わってしまって、その時に人生で初めて夢がなくなってしまって、自分の気持ちも分からなくなったんです。そして、大好きな家族、お友達と会話をするのも辛くなってしまい、学校で「グループはどうなったの?」と聞かれるのが怖くて、校門の前まで行ったけど中に入るのが嫌で来た道を引き返す日々が続きました。ついには中学の卒業式にも出たくなくなって、部屋から出てこれなくなってしまいました。部屋の中でも、なぜグループが終わったのかずっと考えちゃうし、涙が出てくるくらい辛い日々のことが今でも心に残ってます。 MY HERO PROJECTへの参加が決まった時は、ようやくガールズグループになれるという喜びと共に、歌もダンスも自分ひとりだけ経験が少ないので不安でいっぱいでした。でも、私がBLACKPINK(ブラックピンク)さんを見て憧れをもった時のように、音楽で誰かの人生を変えてみたいと改めて思い、人生のすべてをかけて頑張ると決心しました。女性だって強いということを感じさせてくれたBLACKPINKさんみたいなガールズグループになって、たくさんのことを伝え続けたいとあの時に決意したんです。 SAKURA:グループとして活動できるのが決まった時は、ずっと応援してくれているファンの人や家族、友達みんなにやっと恩返しができる時が来たんだな、夢が叶えられるんだなというワクワクドキドキの気持ちで胸がいっぱいでした。 番組で落ちてしまった時、「もうこの夢は諦めるべきなのかな」と諦めてしまいそうになりましたが、やっぱり応援してくれてるみんなに恩返ししたいという気持ちがあったので諦めきれずにいたので、こうやって仲間と出会えて、歌とダンスができるのはすごく嬉しいです。 ◆RIRYDAYを一言で表すとしたら? ― RIRYDAYさんを一言で表すとしたらどんなグループですか?また、ほかのグループに負けない強みを挙げるとしたらなんですか? MIRI:未完成。歌、ダンス、ラップ、ビジュアル、人間性、精神面、色んな面でまだまだ未熟で成長し続けるグループだと思っています。私たちにしか表現できない音楽やパフォーマンスを届けて、今しか見れない姿を更新し続ける新しさやフレッシュさが強みだと思っています。 MION:【はじける炭酸!!スパークリング!!ーあのころの思い出を忘れず―8月のミンミンゼミ…】 ていう感じです(笑)!私、こういうことを考えるのが得意なんですよね(笑)。この言葉がどういう意味かというと、本当に私たちはとことん明るいんです!並大抵の明るさじゃないんです!田舎の真夜中の道に眩く光るガソスタとコンビニのライトに匹敵するか、それ以上には明るいです!毎日いつもキャピキャピしてるし、誰かが喋ると誰かがそれに乗っかってみんなで笑って、みたいな(笑)。とにかくにぎやかなんです。そんな弾けた日常の感じが炭酸みたいで(笑)。 あとは、私が3DSをやっているのを見て、みんなも実家から持ってきてやり始めたり、たまごっちをやったり、昔の思い出話とか学校あるあるとかを話したり。懐かしいものがみんな好きなんです!私事ですけど、最近シール集めにハマっています!これも流行らせようと思います(笑)。そんなこんなで、私たちは明るくて優しくて可愛くて、高確率でうるさくて(笑)、どこか懐かしさを感じさせるセミみたいだなと思ってます(笑)。 NONOKA:「見た目はミニマムサイズだけど真の心はマキシマム」です(笑)。私たちの平均身長はおそらく159cmとかで、並ぶと本当に小さくて、いつもちょこちょこした感じがします(笑)。でも、グループに対する考えや周りを見る目は身長で表すと180cmくらいあります。何事にも全力で、驚くほどにプラス思考なのもRIRYDAYの良いところです。ダメな時はしっかりダメと伝えるし、各々良いものを持っているからこそ、褒める時は褒めあって、お互いを刺激し合えてると思います。 AYAKA:一言で表すと元気いっぱいな子供達です(笑)。普段からたくさんのことを話したりふざけ合っているけど、練習になるとしっかりと切り替えて集中します。両方に通じていえることは全てにおいて全力です!練習もステージも遊びも全部です! JURI:一人ひとりいい意味で違うものをもっているグループだと思います。私はメンバーの中で一番経験がないので、レベルの差などで現実を見なければならないことがたくさんあって、いち早く追いつけないといけないと毎日焦っています。世界中の誰が見ても、可愛いところもあるけどカッコいい部分もある、そんな強いグループになりたいです。 SAKURA:元気を与えることのできるグループです! ◆RIRYDAYが考えるヒーロー像 ― 「MY HERO PROJECT」から誕生したグループですが、みなさんが考えるヒーロー像とはなんですか?ファンの方々にとってどんなヒーローでありたいですか? MIRI:皆さんの心の拠り所になれるヒーローになりたいです。そして、RIRYDAYのMIRIとしては、私だけにしか出せない色や魅力をお見せして、「MIRIみたいになりたい!」と憧れられるような、皆をワクワクさせ心を踊らせられる存在になりたいです。 MION:私は、固定観念をとっぱらって先陣を切るヒーローになりたいです。私には兄が一人いることもあって、小さい頃から自然と男っぽいものが好きで女の子女の子したものはなかなか見なかったし、そういうもので遊ばなかったんです。大きくなった今では女の子らしいものも好きになりましたが、アニメや漫画は当然ながら大好きですし、ゲーム実況動画やスポーツも好きです。今では理解してくれる人も増えてきましたが、男の子は男の子、女の子は女の子のものが好きじゃなきゃいけないだとか、そうじゃないと変だとか、そういったことはこれまで多少なりとも言われてきました。でも、そういう固定観念みたいなものはとっぱらって、性別とか年齢とかにとらわれず、人にはそれぞれ好きなものがあるという認識になったらどれだけ多くの人が生きやすくなるんだろうって思うんです。だから、私が先頭に立って、この世の中にそういった思いを込めた歌を発信していけたらいいなと思っています。これが私のヒーロー像です。 NONOKA:私自身、感情に合わせて音楽を聴いて心を落ち着かせたり、幸せな気持ちになることがあります。辛い時、楽しい時、前向きな気持ちな時など、人間色々な感情の時があるけど、その感情に寄り添えるアーティストになりたいです。「NONOKAちゃんの言葉に救われた」と言ってもらえるよう、外見だけではなく、心の中も素敵な人になれるように頑張ります! AYAKA:元気づけられる存在であったら嬉しいです。どんなに辛かった日もRIRYDAYを見たり聴いたりしたら元気が出たと思ってもらいたいです!私たちのライブを見た日が皆さんのSpecial Dayになったら嬉しいです。 JURI:簡単に言うと、たくさんの人を笑顔にできる人がヒーローだと思います。今、幸せな人、辛い人、寂しい人など、いろんな方のそばにいつも音楽があってほしいと考えているし、それをたくさんの人に届けられる人であり続けたいです。 SAKURA:私は関わる人たちみんなに元気を与えられる存在になりたいと思いながらこの活動をしています!! ◆RIRYDAYのスタイルキープ方法 ― みなさんに憧れている読者の方々に向けて、こだわりのスキンケア方法や、スタイルキープ方法を教えてください。 MIRI:皮膚が荒れやすく肌荒れに悩んでいるので、パックを毎晩して肌に水分を補給することを意識しています。スタイルは自分でも目標に向けて模索中で、今は毎日ストレッチをして筋肉を解して筋トレをし、なるべく自炊を心がけています。 MION:生粋の乾燥肌なので、化粧水系はいつもしっとりタイプを使っています。でも、重要なのはクレンジングだと思っていて、毛穴詰まりとか肌のボコつきとかをクレンジングでクルクルやって落としています。あとは酒粕パックを高校の頃から定期的にやっています!私の場合、保湿をしすぎると痒くなってしまうので、アメとムチって感じで、夜何もやらない日をたまに作ってあげるんです。そうすると次の日の朝、意外といい感じに仕上がってるので、保湿しすぎて痒くなる乾燥肌さんはやってみてください! スタイルキープは…筋トレって正直続かないじゃないですか。だから、日常にトレーニングを無理やり入れ込んでます!たとえば、レッスンとかお出かけの帰りに荷物を持っている状態で生活用品のストックをたくさん買って、それにプラスして食品も調達して、腕にたくさん荷物を持って歩いて帰るんです!そうすることで腕の力が鍛えられるんです。あとは散歩が好きなので、「公園潰し」って私は呼んでるんですけど、いろんなところにある公園を歩いて見に行くんです。そこで新たな発見をしたり、自分の頭の中にあるマップを広げていく楽しさを感じられたりする上に、脚まで細くなれます!皆で美腕美脚目指しましょう!私はご飯を作るのが大得意なので毎日自炊してるんですけど、栄養と彩りを考えて作ることによって太りにくくなる気がします!健康食品たくさん食べて健康でいることが一番です! NONOKA:私もまだまだ試行錯誤中なのですが、SNSで良いスキンケア商品やダイエット方法を日頃からずっと調べています。その上で感じたことは、まず自分の肌質や骨格を知ることです。ネットにはたくさんの情報が載っていますが、自分に合った方法を行わないと本末転倒なので、自分に合うものを研究することが第一です!ですが、毎日必ずパックをしたり寝る前に足を上げたり、小さなことの積み重ねが揺るぎのない基本ベースかと思います。 AYAKA:自分をよく知ること!肌はどんなものに弱いのか、何を食べたら太りやすいのか、どんな運動をしたら痩せやすいのか、たくさん試して研究するのが一番だと思います。 JURI:3日に1回少しいいパックをしたり、日々水分をたくさん摂るように気を使ってます!そして、毎日最低20分は筋トレをするようにしてます。でも、どうしてもどうしても面倒くさい日が人間なら誰にでもあると思います。そういう日はストレッチをしてみたり、工夫して毎日運動するようにしています。散歩をすることもリフレッシュ+運動になるのでよくします。 SAKURA:私はスキンケアは夜全くしません!!肌断食という名のおサボり(笑)!!でも、やはり乾燥するので、朝にメイクする時だけは保湿メインのスキンケアを一応しています。スタイルキープは「とにかく動く」です(笑)。食べたいものを食べるために! ◆RIRYDAYが悲しみを乗り越えたエピソード ― 今回のプレデビューに至るまでにみなさん様々な経験をしてきたと思いますが、今不安を抱えている読者に向けて、悔しい思いや悲しい思いを乗り越えたエピソードを教えてください。 MIRI:オーディション番組に出演した後に韓国で練習生をした時に、人生で一番大きな壁を感じました。先の見えないトンネルで必死に同じことを繰り返しながら、毎日泣きながら、何がしたくてここに来たか分からなくなりながら、日々を走るように過ごしました。毎日、「芸能活動は向いてない」「自分の選択は間違いだったか?」「辞めてしまおう」と思っていました。 ですが、今ではあの期間を乗り越えたから今の自分がいると思えます。実力はもちろん、精神面でとても成長したし、挫折がないと得られない物が人にはたくさんあるんだと気づきました。壁を乗り越えたという自信にも繋がりました。そして、周りの環境やサポートしてくれる家族への感謝を忘れてはいけないという感情も芽生えました。 実際に辛い時は、「なんでこんなに辛い思いをしないといけないのか?」と考えてしまいますが、不安でしんどい時や何かを投げ出したい時は、今これを乗り越えたら絶対に得るものがあるし、これからの人生の強みになるはず、と自分を信じてみてほしいです。 MION:私は元々、高校卒業からちょっとフライングして一人暮らしをしながら東京のダンススクールに通っていて、そこで1年間アカデミーに通いながらバイトして暮らしていました。コロナ禍だったこともあってオーディションは全然ないし、都会という環境で一人で生きていくことも少し不安で、環境の変化に慣れるのが大変でした。オーディションは簡単には通らないし、かと思えば周りの子は大手事務所に合格したり、オーディション番組に出演することが決まっていたり、そういうのを見ているうちにどんどん焦るようになってきました。月日が経つということは年齢も上がるわけで、遂にはオーディションを受けられないラインにまで来てしまったときは本当に辛かったです。 その後の1年は日本の事務所で猛特訓しました。でも、最初は希望に満ちていましたが、行われるはずのオーディション番組はどんどん延期。私よりも後に入った子はほかのオーディション番組でテレビに出ている。この時は本当に悔しかったです。でも、絶対に自分だけは自分のこと信じてあげようと思って、たくさん泣いたりしたけど、がむしゃらに頑張り続けました。生きていく中で辛いことって多かれ少なかれ起こってしまいますよね。でも、そこからなぜ脱却できたかというと、自分はポジティブな考えで切り抜けてきたからです。こっちが何をしても分かってもらえないし変わらないなら、深く考えるだけ無駄だと頭を切り替えて、自分はどうにかなるし、絶対にどうにかしてやる!って信じ込んじゃうんです。そうやって自分を信じてあげることが一番強くいられる秘訣だと思います。 NONOKA:幼稚園生の頃、クラシックバレエを8年間習っていて、中学1年生の時に母がダンススクールのオーディションに応募してくれて、無事合格をいただいてダンスを始めました。それまでダンスを習ったことがなかったのでまさか合格をいただけると思っていなかったし、ずっと不安で…。K-POPレッスンで基礎やウォーキングを練習したときも、お姉さんがたくさんいる中で私だけ本当になにもできなくて(汗)。「NONOKAだけもう1回!!!」と先生から言われたことが悔しかったし、恥ずかしくて泣きながら帰って家でひたすら練習しました。夜になると扉が鏡代わりになるので、音楽を流してひたすらウォーキングの練習や基礎の練習をしたり、鏡に映る自分はどこが良く見えるのだろうかとたくさん研究しました。 何か物事を始める時、上手くできないことが多いと思います。当時の私は、ただただ先生に褒めてもらいたくて、お姉さんたちより上手くなりたくてひたむきに頑張っていたけど、そんなときでも諦めずに乗り切ると自分に自信がついて、ポテンシャルが広がります。自分に投資した時間は一切無駄にならないし、誰も裏切らないと思うので、自分を信じて頑張ってください! AYAKA:悔しいことがあった時は泣きます!泣いて泣いて泣きまくったり、友達に会ったりして立ち直ることが多いです。 JURI:エピソードを一つ挙げるとしたら、練習で面と向かって厳しいことを言われたり、上手くいかなかったりした日は、家で悔しくて泣きながら練習したこともありました。けど、その時に諦めずに頑張ってみることでひとつ強くなって成長できるということを知れました。 SAKURA:私は学生時代にいじめを受けた経験があります。昔から芸能活動をしていたことで妬まれたりすることがありました。仲間はずれにされて、ありもしない噂を流され、学校に行きたくなくなることも多くありました。でも、「妬まれるということは他人から羨ましいと思ってもらえているということなんだ」「自分が妬む側じゃなく妬まれる側なだけ良かったわ!!!」とポジティブに考えるようにしたら、仲間はずれにされても、「そんな人たち、こっちから願い下げよ!」と強くなれましたし、もっと自分磨きを頑張ろうという向上心も湧いてきました(笑)。妬む側より妬まれる側のほうが勝ち!!というポジディブな気持ちを持つことで乗り越えられました!!! ◆RIRYDAYの夢を叶える秘訣 ― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、RIRYDAYさんの「夢を叶える秘訣」を教えてください。 MIRI:私は目標や夢を更新することが夢を叶える秘訣なのかなと考えています。本当に些細なことから目標を立てて達成するにはどうしたらいいのか?それが叶ったら次の夢は…?と挑戦を怖がらず、毎日夢に向かって自分らしく進めば夢は叶えられると信じています!! MION:最近、気づいたことがあります。実力が伸びたと感じたり、いい結果が出たとき、自分がそれまでと比べて何が変わったんだろうって考えてみたんですけど、それは「今の自分のレベルを理解する」ということなんです。これができる人は意外と少ないと思ってて、自分に自信を持つことはいいんですけど、その思いだけで突っ走っちゃうとよくないので、たくさん自分のことを理解してあげて、「これができないからこれをとことん練習する」とか、「ここがいいからもっと磨こう」とか、プライドをいったん捨てて、学ぶ姿勢をつくると自分に対する理解が深まるし、より表現がしやすくなって人に伝わるんです!これが私の思う、夢を着実に叶えるための秘訣です! NONOKA:努力はもちろんですが、その人の運やタイミングもあると思います。私がメンバーになれたのもSAKURAがタイミングよく声をかけてくれたからです。努力をすれば絶対に夢が叶うという保証は一切ないけど、努力は裏切らないし、チャンスやいいタイミングを掴むために挑戦は必要だと思います。一歩踏み出すことは本当に勇気がいるけど、私は一歩踏み出してチャレンジすることで人生のキャリアが広がると思ってチャレンジするようにしています。チャレンジしないと何も始まりません。私も現状に満足するのではなく、もっと夢を広げるために色々なことにチャレンジしようと思うので、小さなことからコツコツと始めようと思います! 自分たちの曲の歌詞にある「時々はしたいよ 楽しいことや、誘惑だらけな面白いこと」というフレーズが私には刺さって。自分の夢を必ず叶えたいからこそ、みんなが遊んでいる時に練習をしたり誘惑に負けず自分の意思を貫いてずっと夢を追いかけたり、未来のために頑張ってきたことがたくさんあるので、このフレーズは特に好きです。 AYAKA:私は「自分はこうなるんだ!」って人に宣言することが多いです。番組に出る時も、まだ審査中なのに「私、絶対これに出る!」と母に何度も言っていました。 JURI:夢を叶える秘訣は、諦めないで努力し続けることだと思います。諦めたらそこで終わりという言葉があるとおり、頑張ることをやめてしまったら素敵な夢がどんどん遠くなっていくと思っています。そして、周りに流されないで自分自身に正直になって、自分と常に向き合って息抜きもしつつ、前だけ見続けることが大切だと思います。 SAKURA:もう無理かもと思った時、夢を叶えた時の自分の姿を想像するというのが夢を叶える秘訣かなと私は思っています。どんなに辛くてもそれを想像したらまだ頑張ろうって気持ちになります。 ◆RIRYDAY、初ワンマンに意気込み ― 「Finally!! The Hero Has Come Back To…」への意気込みをお願いします。 MIRI:EXシアターではさくちーと2人だけで歌う曲も披露します。さくちーの突き抜けるような高音や可愛らしい歌声に比べて、私は柔らかいメロディーのパートを歌うことが多くて全然声質も違うので、2人で歌ってみたいなとずっと思っていました!なので、今回ライブで披露するのがとても楽しみです。お互いの良さを引き出し合って楽しいパフォーマンスを届けたいです!! そして10人では初のコラボパフォーマンスもあり、VIGUのHONOちゃんと一緒にカバー曲も披露します。HONOちゃんと練習をしてみると、私との声とか音色の相性?組み合わせ?がとても最高だなと感じました!曲の中でハモリやかけ合い、アイコンタクトがあるので、2人にしかできない音楽を届けたいです。いつものMIRIとはちょっと違った大人っぽさや、声のトーンを出せるよう特訓していました!今までとは違う新しい一面や、見に来てくださる方に来てよかった、もっと知りたいと思ってもらえるような最高なパフォーマンスをお見せします。 MION:EXシアターというとても大きなステージに立たさせていただけることに感謝しています。本当にありがとうございます。私たちが今まで練習し続けてきたものを10月17日に披露できるのが楽しみで仕方がありません!! この日、披露する曲の中で見所満載の曲は「Uncool」です!「みんなと同じじゃなくていいんだよ、ありのままの自分でいいんだよ」という意味が込められていて、私たちが伝えていきたい思いが曲になっているので本当に好きです。特に、ラップパートが私の見せ所です!!マイクの持ち方も注目していただきたいのですが、「この心に宿る希望と創造忘れずに生きていたい」という歌詞がとてもしびれるんです!あとは、バンドメンバーの方々と作り出す臨場感も「Uncool」の雰囲気にピッタリで、歌って踊っている方も聴いている方もノリノリになってしまうと思います。 そして、フィナーレの最後に披露する新曲はなんと、VIGUのみんなとの共同楽曲なのですが、私、この曲が本当に大好きなんです!思わず手拍子したくなるような、体を揺らしたり、ジャンプまでしたくなる曲です。どこか懐かしい雰囲気もあるし、少し寂しさも感じてしまうような、何か辛いことがあってもこの曲を聴けば「よし、頑張ろう!」って思える曲です。この歌を歌っていて、たまにたくさんの感情が込み上げてきて涙が出そうになることがあります。それくらい心が動く曲だと私は思っています。 辛い思いをしている人、なかなか気が晴れない、やる気が出ない人に届けて明るい気持ちにさせたいです!早く皆さんに聴かせたいなー!!!という気持ちを抑えて…ライブ会場でお会いしましょう!素敵な一日にしてみせます! NONOKA:RIRYDAY、MY HERO PROJECTが多くの人に知ってもらえる素敵なLIVEにできたらと思ってます!最近のライブから、「Uncool」がバンドバージョンになりました。イントロから迫力が違うため、踊っていてテンションが凄くアガります!個人的に好きなのは、サビ前にドラムの方がタカタカタカタカタカタカタカタ!と盛り上げてくださってからサビに入るところです。「よーし、会場の皆さんと一緒に盛り上がるぞー!!!!」という気持ちになります。この曲のEPバージョンはイヤホンでお昼の時間などに聴きたい感じで、バンドバージョンはライブで最高潮に盛り上がる時やアンコールでジャンプしながら楽しみたい感じがします。バンドメンバーの方たちのおかげでより一層、一体感のあるライブができたり、色々な音の深みを感じられるので、毎回新鮮です。 当日はMY HERO PROJECT全員で披露する曲もあります。オーディションで同じだったHONOやAYAちゃんと再び一緒にパフォーマンスできることが楽しみだし、嬉しい気持ちでいっぱいです。YUMEちゃんやRAREちゃんははじめてましてですが、私が持っていないかっこよさやダークな感じなど、練習から学ぶことが多くて、これをきっかけに表現の幅が広がったり、成長できるチャンスだと感じています。RIRYDAYとVIGUは雰囲気が正反対だけど、正反対だからこそ混ざった時に新しい世界観が生まれて、見ている方がワクワクするのではないかと思います。10人だからこそ出せる迫力や一体感を会場に来てくださる皆様に楽しんでいただけたら嬉しいです! AYAKA:新曲の「Pink Stranger」です!今度のライブで2回目の披露になるのですが、今までのRIRYDAYとはまた違った一面をお見せできるので楽しみにしていただきたいです! JURI:とにかく最強のガールズグループを目指し、全力で頑張りたいと思います。以前、自死してしまった人のお話を聞いたことがあって、その時に私は、そういう人たちの未来を何かしらの方法で変えられないかな…って感じたんです。そして、音楽を届けることで変えたいという自分の思いに気づきました。私は私なりの、私にしかできないガールクラッシュをやります。最年少で経験も一番少ないですが、日々感謝し、初心を忘れずに、これからいろんなことを表現していくつもりなので、見ていてもらえたら嬉しいです。 SAKURA:来た人みんなに元気を届けられるようなライブにします!!!今回はカバー楽曲を何曲か披露させて頂きます!!カバー曲ではMIRIと2人で歌ったりします!!私にはない魅力的な歌声をもつMIRIと今回初めてカバーができてすごく嬉しいし、楽しみです。普段から、歌に関して無知な私に歌い方や綺麗な声の出し方を教えてくれるMIRIをすごく尊敬しているのですごく心強いです!私たち2人は歌い方や声の質が全然違うので、そんな2人のカバーはすごく面白いと思います!!楽しみです。 そしてYouTubeのコンテンツでも披露させて頂いたSundayカミデさんとの「君が誰かの彼女になりくさっても」のカバーを今回ライブで初披露させていただきます!!この曲をはじめて聴いた時、大切でいつまでも好きで忘れられない人への未練がある感じをすごく感じて胸がきゅってなりました。そういう感情を歌で表現するのはすごく難しくて不安なところもありますが、Sundayカミデさんの素敵なピアノの音色と一緒に歌うことができるので、すごく素敵なパフォーマンスになるんじゃないかなと思っています。 今回、VIGUとのコラボ楽曲もあります!10人で作る曲は初めてなのでいつものRIRYDAYの楽曲とは少し違った感じの楽曲を届けられるのがすごく楽しみです!そして、VIGUとのコラボ曲「New World Order」はなんと、私が大好きなあの方々が振り付けをしてくれています。小学生の頃から大ファンで、あの方たちにしかない世界観が大好きでした。色んな動画を見漁ったり、動画を見ながらダンスを覚えて踊れるようになるくらい大ファンでした。なので、今回すごくワクワクドキドキしたし、なにより自分が大好きなコレオの振りを大好きなファンの皆さんの前で踊れるということがすごく嬉しいです。私たちにしかできない1曲になっているなと感じるので、初めて今回のライブで披露できることが楽しみです。楽しみにしていてください。 (modelpress編集部) ◆「Finally!! The Hero Has Come Back To…」 2024/10/17(木)18:45 開演@EX THEATER ROPPONGI(東京都) 【Not Sponsored 記事】
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