米山隆一議員

　立憲民主党の米山隆一衆院議員（５６）が２３日、Ｘ（旧ツイッター）を更新。自民党の石破茂総裁が、次期衆院選について２７日投開票の日程で検討しているとする報道を引用した上で、泥をかぶらなくて済む戦術だと皮肉った。 　米山さんは、産経新聞のネット記事を引用した。記事では、石破総裁は１０月１日に首相就任後、９日にも衆院解散に踏み切り、衆院選を１０月１５日公示、２７日投開票の日程で実行する方向で検討していると報道。　解散までの日程は、４日に所信表明演説、７日から衆参両院の本会議で各党の代表質問をし、９日に党首討論を開く可能性もあるが、野党側が求める予算委員会は開かない方向としている。 　米山さんは「石破氏は言いっぱなしの党首討論だけで早期解散の方針とのことです」と紹介。この日程を選んだ理由ついて「予算員会ほか国会討論をしてから解散して負けたら石破氏のせい、何もせずに解散して勝ったら石破氏のおかげ、負けても岸田元総理のせい」にできるためと分析。「戦術としては理解できますが、志のお高いことでと思います」と皮肉を込めて非難した。 　フォロワーからは「石破さんは地方創生大臣の歴もあり防災省も提唱していただけに、補正予算を組まない選択をもし本当にするならば、大変残念」「党利党略でしか物事を考えてないです」などの声が寄せられた。 　「総理大臣が変われば信を問うのも筋はあります」「野党も準備できてるんでしょ？　迷惑なのはわかるけど、ケジメはつくよね」と石破氏の判断に理解を示す意見や「野党の準備が整うのか…連立は？」と野党側の対応を案じる書き込みもあった。