メディア取材に応じるヤンキースのジャッジ（カメラ・中村　晃大）

　ヤンキースのＡ・ジャッジ外野手（３２）が２４日（日本時間２５日）、ドジャースタジアムでワールドシリーズ（ＷＳ）開幕前日の「メディアデー」に出席。大量の日米報道陣に囲まれ、取材対応した。 　ジャッジは「信じられないような感覚だ。これまでの全てがこの瞬間に向かって積み重なってきたんだと思う。こうして再び２つの歴史的な球団がそろって、この舞台ではより良い試合が期待される」と話した。 　「クラブハウスで過去の対戦のハイライトが流れていたが、これまでの対戦でどんな選手が登場したかを見ていると、本当に特別なものだと感じる。最後にここに出る前に見たのは、レジー・ジャクソンが３本のホームランを打った試合のハイライトだった。ミスター・オクトーバー。そんな歴史的な瞬間に参加できる機会を得るのは本当に楽しい」と意外にも初のワールドシリーズの舞台に胸を高鳴らせた。 　ヤ軍とドジャースの４３年ぶりの頂上決戦で、両リーグの本塁打王、ＭＶＰ候補の大谷、ジャッジの直接対決。開幕を目前に、現地でも大きな注目を集めている。 　「素晴らしい２チームがそろった。私やショウ（大谷翔平）の話をすることができるが、彼らのラインアップを見てみると、最初の打者３人がＭＶＰ獲得選手だ。我々もスタントン、ソト、そしてグレイバー（トーレス）が先頭に立って私たちのためにやってくれたことは本当に印象的だ」と初の世界一に自信を見せていた。