バルセロナは元レアルの左SB獲得に興味? トッテナムで構想外のレギロンは現実的な選択肢の1つか
カンセロとの交渉が進まず
バルセロナはトッテナムに所属するDFセルヒオ・レギロン(27)の獲得に興味を持っているようだ。英『Sky Sports』が報じている。 レアル・マドリードの下部組織出身のレギロンは2020年にトッテナムへの移籍を果たした。加入から2年間はコンスタントに出場機会を得ていたが、22-23シーズンはアトレティコへ、昨シーズンの前半はマンチェスター・ユナイテッド、後半はブレントフォードへレンタル移籍をしており、トッテナムでは居場所を確保できていない。 トッテナムにはデスティニー・ウドジェがおり、ラドゥ・ドラグシンも左SBをこなすことができるため、レギロンは構想外となっており、契約が残り1年となった今夏の去就が注目されている。 バルセロナはマンチェスター・シティのジョアン・カンセロを再度レンタル移籍という形で獲得し、今シーズンも左SBを任せたいと考えているが、シティは完全移籍を望んでおり、現段階で話は進んでいない。そんななか、他の選択肢を探す中で、レギロンが候補として浮上し、トッテナムに問い合わせを行ったようだ。 現段階ではバルセロナが同選手を完全移籍かレンタル移籍のどちらでの獲得を検討しているかわからないが、来夏にフリーで出ていかれる可能性もあるトッテナムは、レギロンを今夏売却したいと考えており、財政難に悩むバルセロナにとっても手が届く金額で獲得できるだろう。 しかしあくまでもバルセロナの優先事項はカンセロの再レンタルの可能性が高い。そのためレギロンはシティとの交渉がうまくまとまらなかった時の代替案であると予想される。トッテナムもよっぽどでない限りオファーを容認する可能性が高いが、バルセロナの今後のアプローチはあるのか。
構成/ザ・ワールド編集部