500人に聞いた「熱中症対策」第1位は?猛暑予想の今年は通勤、就寝時でも油断するなかれ!
水よりスポーツドリンクがおすすめ
大量に汗をかいた場合、体内から水分と共に塩分が失われるため、水だけを飲んでも体液中の塩分濃度が下がり、身体が水分を吸収せず、排出されてしまいます。そこで塩分を含んだスポーツドリンクを利用するのがおすすめ。スポーツドリンクには糖分も含まれるため、エネルギー補給ができるという点でもいいようです。(参考:農林水産省) 「海辺のごみ拾いボランティアに参加し、夢中になってごみを集めていたら頭痛がしてきた。水分をちゃんと摂ってると思っていたが飲んでいたのは水。今後炎天下でのイベントはちゃんとスポーツドリンクを持っていこうと思った」(40歳女性/総務・人事・事務) 「トライアスロンの応援で半日屋外。水分を取りすぎ、ミネラル不足になってしまい、お腹はチャプチャプで激しい頭痛が。ポカリを飲んで復活したので、その後は水だけでなくミネラルもとるようにしている」(51歳女性/主婦)
身の危険を感じる前に、エアコンはケチらず使おう
電気代が気になったり、環境のことを考えて、なるべくエアコンを使わないようにしているという人もいるのでは? しかし猛暑日や体調が悪い時は、エアコンを活用して、体の熱を貯めない工夫が大切です。扇風機や保冷剤などと併用して賢く快適な環境を作る工夫をしてみるといいでしょう。 「部屋が暑かったけど、エアコンをつけるのを我慢していたら、くらくらして倒れました。それ以降は我慢せず、水分ものどが渇いていなくても飲むようにしています」(40歳女性/主婦) 「真夏にエアコンをかけないで室内にいたら、頭痛と吐き気がひどかった。それ以来は夫が出勤前にエアコンをつけていくようになった」(42歳女性/主婦) 「2010年の夏にエアコンのない自室で昼寝をしていた。目覚めたら大量の汗をかいていて、起き上がると頭痛とめまいがした。急いでアクエリアスとアイスを食べ、その後冷水シャワーを浴びた。それからは必ずエアコンの効いた部屋で休むようにしている」(45歳男性/その他) いかがでしたか? 熱中症は高齢者や乳幼児がなりやすく、また体調不良の人も気を付けなければなりません。重度の熱中症の場合は、後遺症が残ることがあると言われています。倦怠感やめまい、頭痛などが長期間続いたり、ひどいと脳などの中枢神経障害がおこる場合もあるので、注意をするに越したことはありません。日頃からしっかり対策をして、暑い夏を快適に過ごしたいですね。
ちえ