500人に聞いた「熱中症対策」第1位は?猛暑予想の今年は通勤、就寝時でも油断するなかれ!
真夏の屋外イベントには注意!
熱中症経験者に、その体験談と対策を尋ねたところ、かなり多くの人が屋外で活動中に熱中症になっていることが判明。特に「登山中」「運動中」「行列に並んでいる時」などに経験した人が多いようです。ちなみに経験者の多くが、自分では大丈夫だと過信していた傾向があり、急に体調を崩す場合が少なくないようです。 必ず多めの水分補給をして、日中は日差しを避け、こまめに休憩を取るなどの対策をすることが大切でしょう。また曇っていたり、気温が高くなくても油断はできないので、天気に関わらず対策は忘れずに行った方が良さそうです。 「暑い中、行列に並んでいたらどんどん頭痛と吐き気がしてきた。今度は必ず水分補給をしっかりしようと思う」(30歳女性/総務・人事・事務) 「初夏に長距離走をしていたら、頭がくらくらして、体の力が入らなくなったので、熱中症だと自覚した。それ以来、夏場は夜でも距離を少なめにして、日差しを避けるようにした」(33歳男性/学生・フリーター) 「自治会の草引きをしていて、気分が悪くなった。曇り空で朝早く、気温もそんなに高くないのに、油断していた」(46歳女性/総務・人事・事務)
保冷剤や冷たい飲み物ボトルも役に立つ!
熱中症経験者の中で比較的多かった対策が「保冷剤を利用する」ということ。のぼせ、発熱など体に熱がこもってしまった後は、とにかく冷やすことがポイントのようです。特に首の後ろ、脇の下、鼠径部(足の付け根)などを冷やすと効果的に体の熱を冷ますことができると言われています。保冷剤がない場合は、冷水で冷やしたタオルや氷、冷たい飲み物のボトルを体に当てるだけでも効果的です。 「通勤の帰りにのぼせたような感覚になった。その後は保冷剤で首の後ろを冷やした」(33歳男性/総務・人事・事務) 「立ち仕事中立っていられない程の気持ち悪さを感じ、程なくして目の前がチカチカしだして座り込んでいた。周りの人が言うには顔面蒼白で、すぐに休ませてもらえたが、以降は少しの暑さでもかかりやすくなってしまったので、仕事中にズボンのポケット(ちょうど鼠径部の当たり)に保冷剤を入れて大きな血管を冷やすように対策。おかげでだいぶ熱中症にならなくなった」(34歳女性/その他) 「熱帯夜で睡眠中に、動悸と息苦しさで目が覚めた。それ以来、アイスまくらで頭を冷やして寝ています」(38歳女性/主婦)