初めてのエアブラシは"汎用性の高いモデル”がオススメ!【達人のプラモ術<ツール紹介>】
▼精密塗装専用ハイエンドエアブラシ
GSIクレオス 「PS771 Mr.エアブラシカスタム018 ダブルアクション(口径0.18mm)」(3万3000円) 口径違いで2台のエアブラシを持っていれば、およそほとんどの塗装シーンを問題なくこなすことができるのですが、より細密な塗装をとなると、より小口径のエアブラシが必要になってきます。 というワケで達人が使用しているのが「GSIクレオス Mr.エアブラシ カスタムグレード018ダブルアクション(口径0.18mm)」です。 GSIクレオス製エアブラシのフラグシップモデルというだけあって、価格も高価ですが、低圧のコンプレッサーでも塗装ができるように内部構造がチューニングされており、繊細なグラデーション塗装を可能としています。 当然ながら面塗りには適しません。塗装というよりも描くためのエアブラシと言っていいと思います。 さらに塗料の希釈も、口径の大きいエアブラシと比べてシビアになります。キャラクターフィギュアの複雑かつ繊細な髪の塗装や、1/72スケールのドイツ機のメロメロ迷彩等々、塗装の用途も限られているし、細密塗装に特化した機種だけにエアブラシを使い慣れたモデラーでなければオススメはしません。
<エアブラシ関連あると便利モノ> ▼簡易エアフィルターでトラブル防止
GSIクレオス 「ドレン&ダストキャッチャー」(3300円) (※「ドレン&ダストキャッチャー2」は3960円) エアブラシはコンプレッサーで圧縮した空気を使用するのですが、コンプレッサーによってはレギュレーターや水抜きタンクを装備していないタイプもあります。夏場など湿度が高いとホース内部が結露することがあります。水抜きタンクを装備していれば問題ないのですが、それがないと吹き付け時に塗料に結露した水が塗料に混入してしまうことがあります。 そうしたトラブルを防いでくれるのが、簡易エアフィルターの「ドレン&ダストキャッチャー」です。エアブラシに直結することで結露した水や空気中のホコリの侵入を防いでくれるスグレもので、取り付けることでエアブラシの重心が下がってをホールドしやすくなるといったメリットもあります。