初めてのエアブラシは"汎用性の高いモデル”がオススメ!【達人のプラモ術<ツール紹介>】
▼汎用性が高いダブルアクションエアブラシの名機
GSIクレオス 「プロコンBOY WAプラチナVer.2 ダブルアクションタイプPS289/口径0.3ミリ」(1万4630円) ホビー用エアブラシでは老舗ともいえるGSIクレオスの“プロコンBOYシリーズ”最上位機種ということもあり、他モデルに比べてやや高価なモデルにはなります。しかし、機能は充実しており、口径は汎用性が高い0.3ミリ。ダブルアクションモデルの中でもズバ抜けて使いやすいので、メインとして使用しています。 低圧から高圧まで空気の流れを整え、安定した吹き付けを可能にしたエアアップ機能。ボタンを押し下げた際にいきなり塗料が吹き出るのではなく、押し下げた量に応じてスムーズにエアが出てくる“セミイージーソフトボタン”はビギナーにも扱いやすくありがたい装備です。 また“エアアジャストシステム”で、エア圧調整のレギュレーターがなくてもエアブラシ本体でエア量を微妙にコントロールできるのもポイントになります。 こうして文字にすると、なんだか使いこなすのが大変そうに感じてしまいますが、そういうカタログスペックを意識せずに、使いやすくてさまざまな塗装シーンをこなせる汎用性の高いエアブラシだと思っていただければ。ちなみに達人は、自宅用、アトリエ用、イベント用として現在8機所有しております。
▼セカンドエアブラシにオススメ
タミヤ 「スプレーワークHG トリガーエアーブラシ 口径0.5ミリ(カップ一体型)」(1万8700円) エアブラシは1台あれば、塗料を入れ替えることでほとんどの塗装をこなせるのですが、ある程度使いこなせるようになったら2台目の購入を考えましょう。先にオススメした口径0.3ミリダブルアクションモデルは汎用性が高く幅広く塗装に対応していますが、大型モデルや、カーモデルのボディ光沢塗装には、塗装の幅を広げる意味でも口径0.5ミリのトリガータイプがオススメです。 達人オススメはタミヤ「スプレーワークHG トリガーエアーブラシ(カップ一体型)口径0.5ミリ」です。 トリガータイプのエアブラシは、その名のとおりトリガー(引き金)を引くだけで塗料を吹き付けられるタイプです。ビギナーでも扱いやすく、0.5ミリモデルはカーモデルのボディ塗装のような光沢塗装に適しています。 感覚的にはスプレーガンに近いですが、細かいな塗装にも対応できます。「スプレーワークHG トリガーエアーブラシ」は樹脂製のグリップが装備されているので握りやすく、長時間使用でも手と指が疲れないのがポイント。また大容量の15㏄カップが付属しているのもありがたいです。 達人はカーモデルや大スケールの艦船モデル、RCカーのボディ塗装ではトリガータイプを使っています。「スプレーワークHG トリガーエアーブラシ」には口径0.3ミリモデルもあります。ダブルアクションはどうしても苦手と言う方にはこちらがオススメです。