インフルエンザ流行で大分県が注意報 年末年始にかけ拡大予測「感染対策を」
季節性インフルエンザが流行しているとして、大分県は11日、感染対策を呼びかける注意報を発表した。これから年末年始にかけて拡大が予測されるという。 県によると、県内58の定点医療機関で2~8日の1週間に計778人の感染を確認した。前週と比べ1・94倍。1医療機関当たり13・41人で、注意報の発表基準となる10人を今季初めて上回った。年代別では10代以下が多い。 子どもを中心としたマイコプラズマ肺炎の流行も続いている。1小児科医療機関当たり6・19人で、前週比1・17倍。11月中旬に13・0人と過去最多を更新し、その後は減少傾向になったものの再び増加した。 県健康政策・感染症対策課は「マイコプラズマもインフルも基本的な感染対策は同じ。手洗いや換気、加湿をしてほしい」と話した。