日本ハム・中島 開幕から1軍で走り続ける原動力は札幌に住む家族の存在
◇パ・リーグ 日本ハム5―4オリックス(2024年5月21日 エスコンF) 【記者フリートーク】もう寂しい思いはさせたくない――。3年ぶりの開幕1軍をつかんだ中島は、ここまで少ない出場機会で結果を残し、必死に1軍にしがみついている。その原動力となっているのが、家族の存在だ。 過去2年間は2軍生活が続いた。自宅は札幌にあり、家族と離れ離れの生活が長かった。最近では、3歳になる息子が自宅で父のまねをするという。「バットを振ったら置いて、走ってスライディングする。誰も教えてもいないのにね」。そんな息子の成長を見られるのも、1軍にいてこそだった。 「家族に会えないのは寂しいよ。必要とされる場所でやるのが一番」と中島。愛妻、そして息子のためにもプロ16年目の今季は1軍で走り続ける。(日本ハム担当・清藤 駿太)