新千円札に異変が!珍しい紙幣に「そんな剥がれ方するんだ」「高額取引できそう」と驚きの声 プレミアは…?
「不良品が見つかった」 というヒソカ・モロゥーさん(@upo7Z3jjs85VXj0)の投稿が話題になりました。古銭やプレミア紙幣などの貴重なお金を収集するのが趣味というヒソカ・モロゥーさん。ある日のこと、意外な状態になった紙幣を発見しました。 【写真多数】裏表が剥がれた新千円札をもっと見る それは、今年の7月に発行された新紙幣の千円札。ですがなんと、そのお札の表と裏の面が端の方からはがれて、めくれてしまっているではありませんか。 「近所の各金融機関で両替したお札を自宅にて調査していた際、指に違和感を感じて見たら、今回の新千円札が発見されました」(ヒソカ・モロゥーさん) もちろん、透かしやホログラムもきちんとあり、正真正銘の日本銀行券であることは確認できたとのこと。 面白いと思ったヒソカ・モロゥーさん。X(旧Twitter)に投稿したところ、本人も予想外の大反響に。リプ欄にも驚きのコメントが多数寄せられました。 「実際あるのにおどろきです」 「そんな剥がれ方するんだ」 「合紙なのを初めて知りました」 「これは逆に価値が高いやつ?」
同じような状態の紙幣を見たことがある人も…プレミアは?
世にも珍しいお札を発見されたヒソカ・モロゥーさん。 しかし、Xの反響のなかには、「表と裏に完全に剥がれた千円札が出てきた」、「私も完全に2枚に剥がれた一万円札を持ってるよ~」などのように、同様の状態になった紙幣を見かけたことがある、という声もいくつか寄せられていました。 また、ヒソカ・モロゥーさんによると、「大手業者のオークションで、めくれのある『伊藤博文』の千円札が12万円以上で落札されていた」という情報も過去にはあったといいます。 お札や硬貨には、ごく一部ながらプレミアがつくものもあります。紙幣でも、製造過程での印刷や裁断でのミスが残った状態で流通しているものは“エラー紙幣”といって、買取業者や古銭商の間で高値取引の対象となる場合もあるといいます。 今回の投稿のリプ欄のなかにも、「コレクション屋に売るべき」「高値で取引できそう」といったコメントは多数寄せられていました。 実際のところ、今回のように裏表で剥がれてしまっているお札は、価値がある紙幣とみなされるのでしょうか? 総合リユースサービス「バイセル」の運営元・株式会社BuySell Technologiesの古銭担当者に聞いてみました。 すると、担当者からは、そのような(裏表で剥がれている)お札は、流通後の破損である可能性もあり、エラー紙幣や高額紙幣の対象にはならない、という旨の回答が。 また、同社のホームページの情報によると、エラー紙幣の種類のなかに“メクレ”というものがありますが、それは「破けてめくれた裏面に印刷された紙幣」を指すとのことで、単に破れた状態になっているものは、そうとは判断され難いようです。 とはいえ、買取の基準は業者によって異なったり、その状況などによって変わる可能性もあります。また、専門業者ではなくても、一般の方々の間で注目を浴び、ネットオークション等で高額になる可能性もあるでしょう。 いずれにしても、今回の紙幣が、多くの方の注目を集める珍しい紙幣であることは、間違いないですね。 ヒソカ・モロゥーさんは、なぜ今回の紙幣がこのような状態になったのかを究明すべく、(売却や交換はせず)現物をいろいろな角度で精査していきたいと話されていました。 ◇ ◇ 「50円硬貨の穴ズレエラー」や「番号がゾロ目のお札」など、他にもレアな硬貨や紙幣を所有しているというヒソカ・モロゥーさん。Xでも古銭やプレミア紙幣などのアイテムを多数公開されています。 (まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・竹中 友一(RinToris))
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